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今時の中国向けレンタルWIFIルーターはVPN付き

 昨今の中国のインターネット事情は不便を増すばかりであり、ますますスムーズさを欠いて、日本のサイトへの接続速度がひどくなりつつある。
 頼みの綱のVPNも、よく途中で途切れるようになった。
  まあ動画などを見ている最中に途切れるようなことはあまりないのだが、YAHOO検索などをかけたときに突然ぷつりと途切れてしまい、回復に時間がかかる。

 以前からも中国の重要な会議などが行われる時期などは非常にパフォーマンスが低下することがあったがここ1~2週間はちょっとひどい。

 恐らく最近の要因はトランプ大統領の発言などを発端とした貿易戦争などが原因と推測するが、まあこの国はそんなはっきりしたことは言わないで、ただ突然に繋がりが悪くなる。

 この国はインターネット環境さえもう少し良ければ、まだストレスなく過ごせる国なのだが、どうもここが一番の生活ネックである。
 ところでこのように住んでいる者にとっても不便なネット環境の中国であるから、短期で訪れる旅行者にとってはもっと不便だろうと思っていたのだが、最近はちょっと事情が違うらしいということを知った。

成田空港の香港航空機

 どうやら日本の空港でレンタルされるWIFIルーターに、予めVPN回線への接続がセットされているようである。
 つまり、中国に入境した後、中国側のWIFI環境には繋がず4G回線などの公衆回線に繋がるWIFIルーターを使い、そのルーターにセットされたVPNポイントに接続することによって、例えばLINEやグーグルなどの中国国内では直接利用できないサービスが利用できるようなのだ。

 よく考えてみるとこれは、賢いというか当然のサービスであり、利用者は日本同様のネット環境を持ち込みたくて、当然のごとくスマホやノートPCを持ち込むのでこれはとても需要が高いサービスと言えるである。
 もし、それらのサービスに繋がらないようで有れば、スマホは単なるカメラ付き携帯電話と化してしまうので意味がなくなくなるのである。
 先日このレンタルサービスを行う業者のサイトを覗いたところ、「特別回線」など表現されているが、これは明らかにVPN回線のことであり、まあ横文字に弱い人のことを考えてこういった表現にしてあるのだと思われる。

 レンタル料は1日1000円前後であり、決して安いとは言えないが、中国現地でグーグルマップなどでの位置情報やYAHOOなどで情報検索する必要性を考えると、できれば付加すべき機能ではある。
 もちろん中国語の現地情報などはあるが、外国人にとって自国言語で書かれた地下鉄路線図などのほうが使いやすいのである。

 幸いWIFIルーターの場合は複数人接続が可能なので、旅行同行者全員で共有しても良いだろう。

 もっとも、VPN回線契約だけならば月1000円程度なので、現地のスタバなどでのWIFI接続を主にして利用するのであれば、短期のVPN契約をして、ルーターを借りずに済ます手もある。
 しかし、海外ローミングでの4G回線(公衆回線通信)利用はやはり通信費が馬鹿にならないので、4G対応のスマートフォンを持っていたとしても、WIFIルーターを利用するのが賢明なのではないかと思われる。

 いずれにしても、旅行者にとっては中国のインターネット環境に対してそれほど極度に構える必要はなくなってきたと言えるだろう。

成田空港出発検査場入り口

 ただ、ここで気を付けておきたいのは、恐らくVPN回線は完全なフリーパス回線ではないでろうということ。
 どういうことかと言えば、恐らく通常は警察に止められている道をVPN回線は許可証を見せて警官の前を通り過ぎているようなものであって、決して警官の見えない裏道を抜けているわけではないだろうと察せられる。

 つまり、VPNであろうとなかろうと常時通信内容などを見られている可能性があるわけで、法律的に禁じられている違法な行為はやはり違法で、場合によっては逮捕されたりする可能性があるため、くれぐれもネット上での言動や行動は慎重に行った方が良いだろう。
 そこを忘れなければ、短期旅行者であっても中国国内で一応は日本と同じようなネットサービスは受けられる環境になったようなのである。

99元(約1700円)でデータ使い放題プランはテザリングもOK!

数年前、スマホに切り替えてからやや通信量が増えて、毎月数ギガを消費するようになっており、費用も嵩むようになってきた。

中国は日本と違って、WIFIに関してキャリアの縛りがほとんどないので、喫茶店などに入ればほぼどこでも繋がるのでWIFI環境に関してはかなり便利であり、そういう場所を選んで繋いでいけば、通信量はかなり節約できる。

しかし、最近は仕事が忙しいこともあり、ゆっくりカフェを探して繋ぐ方法ばかりを選択できなくなりつつあった。

加えて、実は先日の一時帰国の際に2in1のパソコン、つまりタブレットにもなるしパソコンとしても使えるマシンを仕入れてきたので、ますます外部でのネット接続の需要が増えて来そうな見込みになった。

まあ、そのマシンの為に専用のWIFIルータを買うことも考えたが、毎月の費用がアップするのは確実だった。

そんな折に昔の知り合いが某日系の電話サービス会社に勤めているのを知り、その人がWECHAT上に、聯通で99元でデータ使い放題プランなるものがあることを紹介していた。

99元プランのチラシ

「なに、99元で使い放題だと」

私はすぐにこれに飛びついてその知り合いに連絡を取った。

その知り合いによると、毎月99元で全国(中国)データ無制限の使い放題通話300分99元/月とのこと。

ただ通信速度に関しては1か月の内、最初の20Gバイトに関しては4G速度の通信だが、それを超えると3G速度に落ちるとのこと。

20Gというのは結構な通信量で、平日毎日映画1本を閲覧してようやく消費するようなデータ量であり、少なくとも私には十分な枠であった。
 日本の大手キャリアに比べると半値以下と言っていいくらいに安い。
 (日本が高すぎるのだが、、)

その説明に納得し、早速契約の切替を行った。

まあ、従前のプラン契約によっては、年間契約の既に払った分が切替によって無駄になる可能性もあるようだが、私はそういう契約をしてこなかったので、すぐに切替ることが出来た。

これで、今後は通信量を気にせず4G速度でネット接続が可能になり、スターバックスなどWIFIのある場所を探して回る必要もなくなった。

もちろん、WIFIがある場所ならWIFIに繋ぐこともやぶさかではないが、混んでいる店のWIFIより4Gの公衆回線の方が通信速度の速い場合も少なくなく、WIFI接続が最優先ということではないのである。

また、中国の場合は日本と違ってテザリング(携帯をWIFIルータとしてネット接続すること)についても別料金は取られないため、外出中のパソコンからのネット接続もこの使い放題プランを通して繋げることになり、場所を問わず作業ができるようになった。

写真はイメージ

これにより、極端な話として地下鉄やバスで移動しながらでもメールの返信などが可能になったのである。
(今までも機能的には出来たが、マシンが大きかったのと、通信量を気にしてやらなかった。)

さらにである。

個人的にはもっと楽しいことが実現した。

実はこの2in1マシンはOSがWINDOWSのため、VPNを通して日本のラジコを聴いてもエリア限定されず聴取できるため、外出中でも日本のラジオを聴くことが出来るようになったのである。

これはアンドロイドOSのタブレットやスマホでは出来なかった芸当である。
とにかく、今月からの使い放題プランの契約により非常に便利なモバイルスタイルが実現し、仕事やプライヴェートに大いに役立っている状況になっている。

通信料にお悩みの皆様にぜひおすすめしたい。

ちなみにどこのショップでも対応できるかどうかは不明で、私はその友人のいる水城南路の店(日本語可のお店)でやってもらった。

もちろん系列店では可能だろうが、聯通の直営店では対応してもらえない可能性があるので、やはり系列店に行って相談されることをお勧めする。