惜しい!航空券サーチャージ廃止まであと一歩か?

 外国にいると、いつも気になるのが航空券の値段なのだが、最近はその航空券の値段に加え、サーチャージの金額まで計算に入れないとなかなか航空券が買えなかった。
しかし、ここのところの原油価格の急落で、長らく続いていたサーチャージの加算にようやく終わりが見えてきた。
 既に中国では国内線のサーチャージが廃止されている。しかし我々にとって問題なのは国際線である。
 そこで改めて今度の4月に適用されるサーチャージの動向を探ってみた。

 日系の航空会社を例に取ると、サーチャージ金額の算出基礎となっているのは、シンガポールケロシンの航空燃料相場で、4月のサーチャージの算出に適用されるのは2008年11月~2009年1月までの3ヶ月の平均燃料価格である。

 ここでの表示単位はガロンになっているので、実際の基準表に当てはめるには0.42をかけて換算しなければならない。
 そうやって計算してみるとこの3ヶ月の平均価格は1バレル当たり64.5ドル。これを日本航空さんが提示している基準表に照らし合わせてみると一番下のAランクということになり、日本中国線で片道1000円という計算になる。
 うーん、惜しい!わずかだが往復で2000円ばかりの金額が残ってしまう。

 原油相場が、現在の水準のまま推移すれば、おそらく次の7月の改変の時期には平均価格が1バレルあたり60ドルを切りそうなので、廃止は確実な情勢であるが、やはり目先に残った微妙な金額が気になる。

 まあ2000円程度であれば、航空券そのものの価格変動に吸収されるのでほとんど気にならないといえば気にならないような気もするが、例えばマイルをためた人が特典航空券を使用しようと思ったときに、この2000円は無料の喜びに微妙に水を差す。

 ここまできたら一気に廃止してくれてもよさそうなもんだと思うのだが、日系の航空会社はどうもそのあたりは律儀に基準を守りそうな気がする。その律儀さが日系航空会社の安心感でもありもどかしさでもある。
 さてさて私は次いつ帰国しようか。。。

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