上海にいる私はマイナンバーをもらえない

 日本でマイナンバー制度が始まったことが報道されているが、日本にしばらく帰らない私にとっては、当面必要のない制度であり日本国内の動静を見守ればよいと感じている。 
 とはいえ、まるっきり関心を持たないのでいたのでは帰国したときに浦島太郎になってしまい、社会についていけない状態になっては困るのでちょっと制度を理解しようと総務省のホームページを覗いてみた。
 すると、ちょっと驚くべき事実を発見した。

 なんと上海にいる私は現在マイナンバーをもらえない身分だったのである。

 マイナンバーの対象者としてタイトルこそ「国民の皆様」となっているが、その中身をよく読むと「住民票を有する全ての方に1人1つの番号(12桁)が通知されます」となっている。

 つまり、マイナンバー付与の条件として住民票が登録されていることが条件となっており、ここから推測すると現在中国に来て日本で住民票を抜いてきてしまっている私にはマイナンバーが付与されないという解釈になる。
 まあ制度開始にあたってマイナンバーは問題点がたくさん噴出しており、今すぐに番号が付与されないのはラッキーなのかも知れないが、良し悪しはともかく、今すぐには番号をもらうことが出来ないのが今の立場のようである。
 ただ、一度付与されたら「一生使うもの」とも説明されていることから、恐らく一度でも日本に帰って住民票登録を行えばマイナンバーが付与され、その後再出国して住民票を抜いたとしてもその番号は生き続けるものと推測される。

 逆に言えばマイナンバーを受け取りたくない人は、制度開始前に私のように外国に住んでしまえば受け取らずに済んだともいえる。

 では、ちなみに住民票を登録しない状態で日本国内に住み続けたらどうなるか?
 自給自足の生活で、賃金などを受け取らない生活ならば理論上は、住民登録なしでも居住し続けられるかもしれないが、会社勤めなど賃金が発生するならば、住民登録なしというのはまず無理だろう。
 やはりどうしてもマイナンバーが嫌なら外国に移住というのが一つの選択となると思うが、ここ中国でも国民全員に身分証が配布されており、どこへ行っても番号制度から逃れられないというのが世界の趨勢らしく、現代の番号管理制度から逃げ切るのは難しいのが現実かも知れない。

 



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