年明け早々円高が進んで人民元も安くなっている

 新年が明けて一昨日から世界経済が動き始めている。
 上海の株式市場が大幅下落し、ストップ安のブレーカー機能が制度開始早々に早速適用されたと報道されている。
 一方日本では東京証券取引所の大発会で株の大幅安から一年が始まった。
 私自身はいずれの株もやっていないから直接の影響はないのだが、マクロ経済としてはやはり気になるニュースである

 その中で、影響があるのかないのかドル円相場で円高に少しずつ進んでいる。

  人民元相場

 昨年一時は1ドル=125円台まで行った時期もあったが、年末にジリジリ円が高くなり、年明けの昨日今日でちょっとピッチが上がって1/6の11時の時点で1ドル118円台半ばまで円高が進んだ。
 高かった頃に比べると5円以上の円高になっている。

 さらに人民元がドルに対して切り下げで下がっており、昨日の終値で1ドル=6.5338元、海外相場だと6.6元台まで安くなっている。

 この結果どうなるかというと、円と人民元のレートが1RMB=18.08円と久々に18円を切る目前のところまでやって来ており、17円台に突入するのも時間の問題のように見える。

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 最終的にレートが幾らで落ち着けば日本経済にとって良いのかなどは軽々に論ずることは出来ないが、少なくとも個人的には目先の円高は歓迎している。

 特に上海における物価は、換算すると日本に比べて馬鹿に高いのは以前ブログで書いた通りで、いま上海にいる日本人の間の口癖は「価格を日本円に換算しちゃいけない」であり、それだけアンバランスな不条理レートに苦しんでいる現状がある。

 個人的な認識では品質やバランスを考えれば1RMB=12円くらいが理想であり、そこまで言わなくても15円くらいまでは矯正されてほしいという気がする。
 今後どれだけ円高が進むか分からないがエコノミストの中には1ドル=100円の時代がまたやって来ると予測している人もおり、注意して見守りたい為替レートである。
 

 





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