上海のコンビニのレジ袋禁止後の対策

 今年2021年の元旦から始まったスーパーなど小売店でのレジ袋提供禁止の政策だが、各小売業者では、既に対策が始まっていたようだ。
 どんな対策かといえば、代替品の導入である。
 これまでのビニール袋に代わって、布地のような材質の不織布の袋が導入されている。

新しいレジ袋

上海のセブイレブンレジ袋

 写真は昨日、コンビニで買い物した際の買い物袋である。
 価格は1.2元と、従前の袋の3~4倍の値段であり、そこそこ耐荷重があり6㎏とある。
 1リットルのペットボトルが6本はいけるようで頼もしい。

 材質的の触感で言えば、使い捨てのマスクのような布地的な材質といえばよいだろうか?
 ただマスクの場合の不織布はポリプロピレン(PP)やポリエステルが使われているが、今回の新レジ袋もどうやらポリプロピレンのようだ。
これで提供されているということは、ポリプロピレンは禁止対象にならず許されているということのようである。

ただ、ポリプロピレンはやはり石油化学製品であることには変わらず、環境負荷がそれなりにかかる気がする。
レジ袋の禁止政策が環境保護を目的にしているのなら、そういった化学繊維の使用はやはりまずいのではないかと感じたのだが、許可されているのならその理由があるのではない。
このあたりちょいとネットで調べてみた。

すると、ポリプロピレンは生分解性については低いものの、燃やすと水と二酸化炭素に分解されるとのことで、有害ガスも出ず、比較的環境には負荷がかからないとされているようだ。
さらに、屋外に放置すると、微生物の生分解が行われる前に紫外線によって光分解が行われるため、いつまでも残らず姿を消してしまうようである。

 するとは耐久性という意味では非常に脆いもとなるが、レジ袋の用途ではそれほど影響がないことになる。
 以前のレジ袋の材質を確認したところ高密度ポリエチレン(HDPE)とのことで、やはり化学石油製品だが、耐久性に優れており、耐熱耐寒性に優れていて壊れにくい。
 屋外での耐候性は高くないとされているが、上記のような耐久性から放置してもなかなか分解されにくいもののようで時間がかかると推測される。

 よって分解されるのが遅い高密度ポリエチレン(HDPE)から、相対的に分解が速いポリプロピレン(PP)に切り替えられるのはそれなりに意味があるようである。

 ただ、放置して環境負荷が下がったというものの、出きればきちんと焼却処分する体制で廃棄されるのが理想であり、我々はゴミの扱いをもっと注意しなければならないのである。





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