敢えて憎まれ口?

 贔屓の北海道日本ハムファイターズの大引啓次選手が、FA(フリーエージェント)を宣言して、チームを離れるのが確実になったと報道されている。
 大引選手はFA宣言の会見で、残留の可能性は限りなく少ないと語っており、移籍はほぼ確実のようで、2年前のビッグトレードで日本ハムにやってきてからキャプテンに指名され、チームに馴染んでいるように見えていたので、今回の宣言はファンとしては非常に残念な状況となっている。

 彼は「来年も一緒に野球をやろうといっていただけなかったのが残念」と、チームメイトから引き留める言葉が無かったことを移籍希望の理由に挙げていたととのこと。
 キャプテンシーが高いと評価があった彼の言葉らしからぬ発言でありネット上ではがっかりしたとの声も上がっているようだ。

 しかしである。

 私はあまりにも彼らしからぬ言葉に、もしかして敢えて憎まれ口を叩いたのではないかという思いが湧いてきたのである。

 そこで今回の移籍宣言は彼の私生活上に何か原因があるのではないかと考え、まずは婚姻状況について調べたてみたところ、私の予感はズバリ的中したようである。

 実は大引選手はあのビッグトレードが成立する直前に結婚しており、あのトレードは結婚直後の晴天の霹靂の出来事であったことが分かったのである。

 しかも大阪と東京の2年の遠距離恋愛をようやく実らせての結婚で、大阪での新婚生活を始めたばかりの頃のトレード通告であり、本来なら1年後に当時の監督やチームメイトを集めて披露宴を行なう予定だったとのこと。

 その披露宴自体がどうなったかは記事がないので分からないが、少なくとも彼の新婚生活は大阪でスタートしたはずが、直後にいきなり北海道へ移ることになり、その後の今日までの2年間は非常に振りまわされた人生を送ることになったのは間違いない。

 しかしながら、彼はそんな不満の素振りも見せずに黙々と日本ハムのチームメイトとしてプレーを続けるが、北海道の冬の寒さの影響か徐々に腰を痛めてしまうことになる。

 それ故に、打撃成績も下降するし今年の後半の試合では、途中で代打が出されるケースも少なくなかった。

 こんな状況の中でFAの権利を獲得した彼にとって、奥さんのために1年でも長く野球でプレーする為には、腰に負担の減らす為に寒さの厳しい北海道を避けて暖かい球団に移動したいと思うようになったのではないかと思うのだ。

 もし東京に移籍できれば本人が大学時代を過ごした場所であり奥さんの出身地でもある。
 大阪なら彼の出身地でもあるので、いずれも新婚時のスタート地点に戻れるということになる。

 いずれにしても、彼や家族のことを考えると北海道と言う寒い土地は、あまり良い環境ではないわけで、選手として脱出したいというのが彼の本音に有ったと思う。

 しかし、今回その腰のことを移籍理由にしてしまうとFA選手としては商品価値が下がるだろうし、寒さの理由を口にしては、北海道で支えてくれたファンや残る他の選手たちに申し訳ないと、彼なら考えたような気がする。

 そこで、今回敢えて今回憎まれ口を叩いて、ファンに未練を残されないようにヒール役を演じてしまったのではないかと推測する。

 何故ならこういう言葉を口に出してしまえば、もうほとんど後戻りはできないので、前に進むしかなくなるからである。

 つまり、彼は移籍を確実なものにするために敢えてそういう発言をしたのではないのかと推測するのである。

 もし「家族を守るために敢えてヒール役を買ってでも暖かい場所でのプレーを目指そう」と考えた上での彼のあの言葉であれば、彼の人物像と一致する。

 これらはあくまでも私個人の推測に過ぎないが、もしそうであるならば、彼は何とも恰好よすぎる男ということになるが、果たして実際はどうなんであろうか?



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