インターネットは根気勝負の世界

 インターネットの世界はアイデア勝負だと思っている人が多いが、確かにそこはかなり重要な要素であるが、私から見ると成否を決定づける最終的な大事な要素はどちらかと言うと根気勝負の面の方が大きい気がしている。

 もちろん、アイデアが必要ないと言っているわけではない。

 しかし、それを実現させたり成功させたりするには、アイデアをどう具体化しどう維持し練り上げるかにかかっており、そこは多大な根気と労力が必要で、実は根気はアイデア以上に重要な要素と言う気がするのである。

 実はどんな人でもアイデアを思いついたり想像したりすることはできるが、それを実現しようとする過程が思いのほか大変で挫折してしまう人は多いのである。

画像はイメージ

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 特にインターネットの世界は敷居が低そうに見えるので、あっという間に夢が実現するような錯覚を覚えてしまうが、踏み入れた後からそこは大きな勘違いであり、なかなか物事が進みにくい世界であることに気が付かされる。

 つまりアイデアを実現するためのサイトの組み立てに予想以上に手間がかかったり、更には維持するための更新に多大な労力を要する場合が少なくない。

 まず、ページの組み立ては紙に単純デザインするより面倒であり、システムとして組むのは更に面倒である。
 そして人に知ってもらうことが非常に大きな壁で、そこから定期的に見てもらおうとするには更に大きな苦労となる。

 それでもそれなりの根気を持って前に進めば結果が見えてくる場合もあるが、敷居が低いからと安易に飛び込んだ人からすれば、相対的に壁が高く見えるため、あっという間に挫折する人も多い気がする。

 もちろん、ネット上には楽をするための手段は幾らでも用意されているが、それを利用してしまうと結局オリジナリティがなくなり競合との差別化が図れず、同じように楽をした者同士の中に埋没してしまうのがオチで、楽をせず根気よくオリジナリティを追及した人が結局強かったりする。

 とどのつまり、楽して儲かるということはどの世界にも有り得ないという事であり、インターネットの世界もそれは同様で、どんなにいいアイデアであっても、結局はやり遂げる根気が大事だという気がしている。

 しかもかつて楽天が中国進出で失敗したように、どんなに豊富な資金力と日本でのノウハウがあっても、環境が違う中国ではまたゼロからスタートであり、恐らく楽天はノウハウを持っているというおごりがあって中国進出を安易に考え、根気よく取り組む意識が弱かったのだと思われる。

 結局インターネットの世界で一つの物を形にするためには資金力や企業の規模に関わらず根気と言う要素が一番大事なのではないかと私は思っている。



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