上海人の母親は息子に厳しく娘に優しく?

 街中を歩いていると、上海人と思しき女性が息子と思われる男の子を激しく叱りつけている姿をよく目にする。
 しかも、その怒り方は日本人の目からすると尋常ではなく、人格までをも否定するがごとく、ヒステリック的に怒鳴り倒しているのである。
 まあ上海語なので、正確には何を言っているかはわからないが、語気から言えば相当酷い内容だと推測できるような勢いなのである。
 さすがに手が出ることは少ないようだが、状況によっては手を上げることも厭わないようで、抱え上げてお尻を叩くような姿も時々ある。

 日本では体罰否定論が広がっているおかげで、尻たたきすらほとんど無くなった感があるが、上海ではこのような母親の姿がまだ健在なのである。

 ところがである。

 これが女の子相手となると、そういったことは一切なくなるようで、怒鳴りつけている姿すらほとんど見かけない。

 もちろん、男の子も女の子駄々をこねて泣きじゃくる姿は見かけるが、男の子は怒鳴り倒すのに対して女の子には怒鳴りつけるようなことはなく、どちらかというとなだめると言った姿が多いように感じる。

 はてはてこれはどういったことなのだろうか?

 上海人の母親が子供の性別で態度が異なるように見えるのは単なる母親の個性にもよるのかもしれないが、先日ある上海人の女性に聞いたところ、やはりそういった傾向があるようである。

 かく言うその女性も一人息子の母親であるが、やはり結構激しく叱ると言っていて理由を意識したことはないらしいが、どうもそうなるらしい。

 まあ一人っ子政策時代の母親なので、一人の母親に2人の息子・娘がいるケースは滅多になく、男女両方いた場合の比較が出来ないのだが、街で見かける風景には圧倒的に差がある。

 こういう育てられ方をした結果なのかわからないが、上海人の男性は非常に優しい性格に育ち、女性は強く我儘だと一般的に言われるようになる。

 何がどう作用してそうなるか分からないが、親の接し方による男女の差の影響がありそうな上海人たちの性格傾向なのである。



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