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業務時間帯にブログを書ける人

 忙しさにかまけていたら前回の更新からかなり時間が経ってしまった。

実は春節の間に体調を崩したりして、なかなか文章に対して頭を使う余裕がなくなっていた。

 余裕というか、まあ時間的物理的にも厳しかったのである。

 もちろん会社が始まってしまえば、まさか業務時間帯にブログを書くわけにもいかず、、 と思ったが、世の中には普通の人間が働いている時間帯にブログをアップしている人がかなり多いことに気が付いた。

 まあ他人の事だからほっとけば良いのだが、書いている人のプロフィールを見れば、フリーランスで仕事をしていたり、経営的立場の人が多いような気がする。

 あるいは暇そうな主婦や学生のような立場だったり、フリーター或いはひょっとすると引きこもりのような人なのかなとか思ったりもする。

 とにかく私のよう普通に雇われ人の立場だと、業務時間帯にブログをアップするような行為はまず良心が咎めるし、私も以前は昼休み時間帯に書いていたこともあったが、食事を含めた短時間の範囲だとあんまり綺麗に文章がまとまらないので、しっかりとしたアップなどできない。

写真はイメージ

写真はイメージ

 故に私のブログアップは業務時間帯以外のへんちくりんな時間であることが多い。

 でも実際色んな人のブログを見ていると、一見文章上は普通の人のような印象なのに平気で業務時間帯にブログをアップしている人もいて、

 あれぇ?このひとはどんな仕事の仕方をしているんだろう?

と不思議に思うことがある。

 普通に考えれば平日の朝8時から17時くらいの間の時間帯に、普通の勤め人がブログをアップすることは難しい。
 たまに代休とかで休みの場合もあるが、毎日のよう更新することは難しいであろう。

 出来るとすれば、比較的時間が自由にできる経営者的立場かフリーランスの人ということになる。

 そうでなければ、業務時間中に管理者の目を盗んでブログをアップする業務に不誠実な人ということになる。

 匿名性があるのがインターネットの良い点でもあるが、ブログ上で優等生や人気者であっても、実はリアルな生活での業務態度は不誠実だったりする人も少なくないのかもしれない。

 コワイコワイ・・・。

学生の好奇心

 しばらく前のことになるが、ある一介の学生から知り合いを通して「上海のスラム街を見てみたいのですがどこかにありますか?」との問合せがあったことがある。

 私はこの質問を受けて答えに窮してしまった。

 確かに現在の中国の貧困の差は激しく、高級車が信号待ちをしている脇で大八車を引っ張る夫婦がやはり信号待ちをしているといった風景が当たり前のように広がっている街であり、日本人から見たら貧民街ともよべるような古臭いボロボロの家に住んでいる人も決して少なくない。

 そうはいっても、私も中国で働く身であり、もちろん同僚に中国人がいる。彼らがボロボロの家に住んでいることはないと思うが、同じ中国人の住む居住エリアをあそこは貧民街だといって、外国人に指さされたらいい気分はしまい。

 日本人の興味本位の視点で自分達の街の一部を貧民街として見られたら彼らだってとても恥ずかしいように思えるのだ。

 学生からすれば、広く世界を知りたいという好奇心というか、視野を広げるための勉強のつもりでそういう行動をとろうとしたのだと思うが、上海で暮らす私にとって、同僚の中国人が恥ずかしいと感じるかもしれない状況を日本人に対して貧民街として指さすことはやはり心苦しい。

壊された古い住居

壊された古い住居

 そのときの学生の好奇心をつぶすつもりはなかったが、結局きちんと答えてあげることが出来なかった。

ただ「自分の足で歩いて街を見て探してください」とだけ答えたのである。

 やはり、日本人は心のどこかに総中流意識というか、平気で「スラム街をみたい」という言葉を口に出して貧困層を上から見下ろしている視点がどこかにある。確かにそれだけ平均的に豊かな暮らしを得ることが出来ているのが日本という国であるし、中国のような超大金持ちもいないが、どんなに貧乏しても生活保護などの制度が整備されており学校に通えない子供はいないことになっているのがかの国である。

 故にそんな中で育ってしまえば本当の貧困とはいかなるものかを知りたくなる学生の好奇心もわからなくはない。ただその好奇心そのものが実際貧民街で暮らすものにとっては侮辱であろうという気もする。

 何故ならばその好奇心には、自分はその貧民街で暮らすことはないであろうという自信というか優越意識がそこに見え隠れするからである。もし、何かが起きれば明日は我が身かという危機感があればそんな好奇心にはならないであろうに思う。

 まあ今回の学生の好奇心を責めるつもりはないが、社会の姿を学んだり教えたりするというのはなかなか簡単なことではないなと感じてしまう。