最近、上海のネットが遅いもう一つの要因

 最近ネット速度が遅い理由について、昨日APECが原因なのではないかと書いたが、もう一つネットが遅くなるかもしれない理由について思い出した。
 それは11月11日の光棍節による、ネットショッピングユーザーのトラフィック大量集中という要因である。

 近年中国で11月11日は光棍節といって「1」が並ぶので、「シングルの日」つまり「独身の日」としてお見合いパーティなどが全国で盛んに行われている。

 またこれと並行するように、何故かインターネットのショッピングサイトではこの11月11日をターゲットに特売キャンペーンのバーゲンを繰り広げるのが習慣になりつつある。

京東網の広告

京東網の11月のキャンペーン広告

 何故11月11日にバーゲンなのか詳しくは不明だが、一つは光棍節が独身の日という事もあり、早く片付いて欲しいという意味で「在庫一斉処分」の意味があるのではないということ。
 また、中国の会計年度は暦年単位であるから12月に締めとなるわけで、売る側とすれば11月中に一定程度の売り上げを上げておきたいという狙いがあるのかもしれない。

 また12月にはクリスマスが有り、10月は国慶節やハロウィーンが有ってそれぞれ商機に繋がるイベントがあるが、11月はこれといったイベントがなく商機になりにくいために光棍節を利用した特売バーゲンが実施されるのようである。
 聞くところによれば、各ネットショップではこの11月のバーゲンだけで年間2~3割の売上げを上げてしまうとも言われ、各サイトは必死になって目玉商品を並べるし、それを必死になって買いあさるネットユーザーの姿があるのである。
 こんな時期だから、ひょっとするとそんなネットショッピングトラフィックが集中し、インターネット回線が重くなることは十分考えられるのである。

 さらに言うと、これらの中国のネットショップサイトは非常に重いページが沢山あることが、回線のトラフィックに拍車をかけている可能性がある。
 残念ながら中国のネットショップはページの作り方が上手とは言えず、非常に大きく重い画像データをどんどん並べるし、1ページに幾つもの商品を置いてなかなか開きにくいといったページ作りを平気でやる。

 こちらからすると。あんなに重たいページじゃ売れるものも売れなくなるだろうという気がするのであるが、中国のクリエイターはそんな顧客の事お構いなしに、大きいことは良いことだの文化そのままに、大きい画像を沢山貼り付けている。
 それ故に、ネットユーザーが一斉にあんな重いページを開こうとすれば、、そりゃネットのトラフィックが逼迫するのは当たり前の状況となるのである。

 今回のネット回線の遅さは、APECの規制が原因なのではないかと思っていたが、よくよく考えるとどうもこちらのネットショッピングのトラフィックに主要因があるような気がしてきたのである。



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