中国で売買される個人情報、落ちる在中日系企業のモラル

 最近、某日系媒体に出ていた企業の広告を見て驚いたことがある。個人や企業のリストを使ってDMで商売をしませんかというものである。

DM広告

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 企業リストだけならまだしも、堂々と個人リストまで使ってDM宣伝しませんかとまで書いてあった。
3000万人の基本情報及び所得、消費の情報が抽出できるとある。
 その3000万人の人間が個人情報の提供に同意して利用されているものとはとても思えず、明らかに本人の意思に反した情報の利用のように見受けられる。

 中国には個人情報保護の法律や精神がないのかもしれないが、これは明らかに個人情報の不正流用や不正使用にあたると思われ、それが日系企業によってどうどうと、広告宣伝されているところにモラルを失ってしまった企業の恐ろしさがある。

 これが日本であれば、情報を不正利用したり個人情報を漏らしたりするだけで損害賠償に値する行為で、億単位の賠償判決例が出ている行為であるので、企業としても利用を控えていると思うが、法律がないというだけで、ここまで手のひらを返したようにモラルを失ってしまうものなのか?

 これらの情報がどういった手段で集められたものか分からないが、こんな広告を見ると自分の情報が勝手に覗き見られているような気がして気持ち悪くて仕方ない。

 モラルが高いといわれた日系企業も、中国に来ると目的のために手段を問わなくなりここまでモラルが低下するものなのか?同じ日本人として悲しくて仕方ない。

こんな内容の広告を許している媒体のモラルも是非問いたいものだ。



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