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先ほどの事故

つい先ほど、発生直後と思われる事故現場を見かけた。

 どうやら自動車と電動バイクの事故のようで、荷物が散らばり人が寝転がっていた。

事故直後の様子

事故直後の様子

 ケガの程度などは分からないが、死亡者が出るほどのものではなかったようで、その点はちょっと安心した。

 ただ子供も巻き揉まれたような雰囲気もあり、救急車が来て誰かが運ばれていったようだ。

 周囲には野次馬が沢山集まり、警察がやってきていろいろ事情を聞いていた。

 まあこの程度の事故は上海においては結構日常茶飯事に起きている。
 そのほとんどが、電動自転車と自動車車両の事故で、その大体が電動自転車の無謀運転によって起きているというのが私の印象である。

 上海の自動車運転マナーは確かに日本に比べれば酷いが、それ以上に電動自転車が縦横無尽にルール無しで走っており、いつ事故が起きてもおかしくない環境が常にあり、
この程度の事故が起きても何ら驚かなくなった。

 今回の事故がどういう状況だったかは分からないが、周囲の野次馬を含めて運転マナーや安全への意識が少しでも高まってくれることを期待したい。
 
原文

上海にいると人命への尊厳がマヒする

 先日の京都祇園の事故は大騒ぎだったが、今日またもや京都で無免許運転の車が小学生の列に突っ込むという痛ましい事故が起きた。

 しかし、ほぼ時を同じくして上海近郊でも13人もの人が亡くなるバス事故が起きている。

 実は中国にいると日本以上に凄惨な事故で人が死んでいるニュースが毎日のように流れる。

 本来は死んだ人の人数で事故の大小を騒いではいけないはずだが、中国の事故のように死亡者の数が2ケタの人数になる事故が日常になってしまうと、どうも日本の交通事故は死者数を見ても大きくない事故に見えてしまう時がある。

 しかし死者の数が何人であろうが人が死ぬということは重大な事態であり、周囲の者にとっては身を切られるより辛い事である。

 故にそういった身の回りの人間を失う立場を想像すれば、死んだ人数の多い少ないなど言ってられないはずなのだが、中国にいるとどうもその感覚がマヒしがちになる。

 しかもそれは長く居ればいるほど深刻になるようで、意識的に心をキープしないとどうも人の死にマヒし全く反応しなくなる場合もあるようだ。

 例えば昨年温州で起きた列車事故でも多数の人間が亡くなったが、事故当日のある中国が長い人のブログには、壊れた新幹線車両の姿が惨めだという感想や日中の列車の責任争いや事故原因の分析などがつらつらと書かれていたが、結局車両や鉄道についての文章に終始し、あの映像からすぐ想像できるそこで犠牲になったであろう人間への配慮が全くなかったのである。

 あれくらい凄惨な事故であれば普通の日本人は人の命にまず配慮が行くはずだと思えるが、中国に長いその人は人の命に対する感覚がやはりマヒしているようで、犠牲者や乗客に対する配慮の言葉が一文も現れなかったのである。

 つまり中国に長く居続け、数多い悲惨なニュースの中にいるとそういった配慮を忘れるくらい人の命への尊厳がマヒした人間になってしまう可能性があるのである。

 そういう人の命の重さを忘れた人の心を知ってしまうと人として非常に悔しい思いでいっぱいになる。

 まあ中国では悲惨なニュースが多すぎるため、日々のニュースに心を痛めすぎても暮らし続けるのは大変だが、そうは言っても人の命への尊厳がマヒするような人間にはなりたくないので、長くここに滞在したいと思うなら意識的に心を保って過ごす必要があるかもしれない。

 まずは京都の2つの事故と中国の今回の事故の犠牲者の冥福をお祈りするとともに負傷者の1日も早い回復をお祈りします。