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どうして彼は出世できたか?

 日本の政局ニュースから、現役のK首相が退陣表明のような発言をしてからも、のらりくらりと延命を図るような言動繰り返し、それが大きな批判の的となっていることが伝わってくる。

 一部にはそのずる賢さというか、潔しくない態度に史上最低の総理大臣のレッテルを貼る向きあり、政策云々の前にその政治手法などが特に批判の的として、彼を必死に引きずり下ろそうとしている雰囲気になっている。

 しかしどうにもこうにも法律やルール上の壁があり、その引き摺り下ろす手段を見出し切れないというのが現在の状況のように映る。
 
 しかしである。

 よくよく、考えてみるとこれは凄く不思議な状況である。

 つまりたった一年で首相の座から引き摺り下ろさなければならないような政治家に対して、しかも不誠実と思われる態度でのらりくらりと延命を図る態度をとるような人間を、何故首相になることを阻止できず首相にしてしまったかということである。

 彼が首相の座に就くまでの足取りは、当然現在の民主主義のルールや法律にほぼのっとって辿ってきたはずであり、すくなくとも私が見る限りにおいては、明らかな選挙不正や大きな買収工作などを行ってきたような雰囲気はないと思われる。
(もちろん全くないかどうかはわからないが)

写真はイメージ

写真はイメージ

 しかし、今回の地震対応だけならともかく、K首相の政治運営能力への疑問は首相就任直後から既に見えているものである。

 だとすれば彼が首相になる前からその片鱗は見えているはずで、つまり首相の器ではなさそうであることは事前にうかがい知ることは可能で、党内の代表選挙やその他で彼が出世することを否定する機会は幾らでもあったはずである。

 にもかかわらず結果として彼は首相になってしまった。

 もちろん、首相などという立場はなってみないと適任かどうか分からない面もあるが、別に突然に無名の人が現れて首相になったわけでもなく、彼の政治手法などは十何年も前から周囲も知っていただろうに思う。

 それでも、現在不適任と批判されるとK首相が首相になれてしまったということは、日本の民主主義システムのどこかに欠陥があるのではないかということを感じてしまう。

 幸か不幸か彼のお陰で、現在のような方式の状態での選挙では、彼のように後から周囲から引きずり下ろされることになるような政治家が首相の座につける可能性があることがわかってしまったのである。

 じゃあどうすればいいか?

 まあ選挙以外の手段で政治家を選ぶということは民主主義の根本を揺るがしかねないことであるから、ここはいじれないであろう。
ならばもっと、政治家そのものを知る機会や材料を増やすしかないかと思う。

例えば企業の採用人事部門が用いる手法を選挙などに用いて、議員の立候補者に対して必ず各種性格診断テストを受けさせ、その結果を公表する。

或いは短時間の小論文テストをうけてもらい、その回答を公表する。
 つまり政治家の政策ブレーンの作るストーりーではなく、本人そのものに率直に語ってもらうのである。

 これらは第3者による採点などは行わず、回答そのものを直接公表し、内容を判断するのは有権者という形で選挙の判断材料としてもらう。
 
 まあどれだけ役に立つかわからないが、少なくとも政治家たちがどんな性格の人たちなのか、多少伺い知ることができるであろう。
 少なくとも耳あたりのいい言葉だけを並べる人間は、見抜かれてしまう気がする。

 そうすれば少なくとも今回のように後からみっともなく引き摺り下ろされようとする政治家を生み出すようなことはなくなるのではないか、そんなことをちょっと考えてみた。

 まあ、K首相のみならず、出世する人が立派とは限らないのは世の中の常であるが。。。

日本語検定試験、申し込み始まる。

毎年12月に開催されているの日本語検定だが、昨日から1級の受付が始まった。
というかもう既に枠が一杯になったそうで、昨日の時点で申し込みは実質上締め切りとなった。たった半日で終わってしまう受付を、半年も前から受け付けている体制はどんなものかと思ったりもしたが、こんな状況になるのはどうやら中国における試験だけのようで、他の国での日本語能力検定試験は期間一杯かけて受け付けているらしい。
何故中国の場合はこんなに早く終わってしまうのか?それは受験希望者に対して枠が狭すぎるということに限る。希望者が年々増え続けているにも関わらず、枠がそれに追いついていかないようである。
 じゃあ何故希望する人数分だけ枠を増やさないのか?中国における日本語能力検定試験は中国の国家機関が管理しているのでそのあたりの理由は分からない。
あまり日本語能力を持つ国民が増えることに意味を感じてないのか。国策的に増やさないようにしているのか?とにかく枠が広がらないので、申し込み開始と同時に枠が埋まってしまう。
知り合いの中国人はお昼からインターネットを繋ぎ続けて約2時間後に何とか申し込めたようだが、会社をその時間だけ抜けさせてもらって申し込んでいたようだ。

まるで日本の有名アーティストのコンサートのチケット取りを思い出す。
 その知り合いは申し込みが出来てよかったが、別の日本人の方から、自分のところ社員に受けさせたいが枠が埋まってしまったようなのでどうにかならないかといった相談も受けたが、結局は枠がなくどうにもならないようで見送ることになったようだ。
 このように中国人にとっては日本語検定試験は試験自体が狭き門のようである。