冬だけのうつ病

 先日、日本のYAHOOの記事の中に冬の時期にだけ起こる冬独特のうつ症状があるということが載っていた。
 冬の期間だけ、気分が落ち込んだり異様な眠さに襲われる、あるいは無気力になったり集中力に欠けるといった症状が現れ、春になると大体が自然に治癒するそうだ。

 こんな病状があるのだと知って、自分のこの冬を振り返ってみると、病気と判断される程重いかどうかはともかく、傾向として思い当たらないフシもないでもないかなと感じた。

 ここ数年冬になると、日中から眠気に襲われる度合いが異様に高く、仕事やその他の取り組みに対するテンションがやはり低かった。
 体格から来る無呼吸症候群かなと思ったが、どうもそうでもないような気がしていた。

 電話一本、メール一本の行動が、分かっているのになかなか腰が重く、体がだるくて次の一歩に対する行動が遅くなるのである。

 とくに非常に寒い日は、体温も上がらずこの傾向が特に強い。

 寒さに対する単なる怠け心とは、ちょっと性質を異にする状況で、やる気はあるのに頭と体が思うように行動できないのである。
 まるで体が熊のような冬眠状態の陥ったのではないかと感じるほどだった。

 こういう時は音楽を聴いたり、シャワーを浴びてテンションを上げるとまあそこそこの状態まで回復できるのだが、またしばらくするとその状態に戻される。

 最初はこういった症状を年齢的な体力の衰えから来るもの、或いは更年期障害の一部のようなものとも考えたりもしたが、どうも違っていた。

 今回この冬のうつ病の話を知って、自分のだるさの症状に対する一番しっくりくる答えのような気がした。

冬の上海の街中

冬の上海の街中

 治療には日光を沢山浴びたりするのがいいと言うくらいだから、冬の日照時間の減少とそれなりの因果関係がありそうで、3月くらいには治るというのも合点がいく。
 特に上海の場合は、東京よりも件の大気汚染などの影響でなかなか本当にすっきりした青空は見られず、日照時間としての実際の数字比較はわからないが、体感的には日照量がかなり少ない気がする。
 日本に帰った時に青空に感動するくらいその差があり、上海の空は常に濁りどこか重苦しいのである。

 体温が上がるとテンションが戻るというのも、冬の外気温の低下に伴う体温の低下も影響していると思われ、暖房費を気にせずガンガンと部屋を暖めて体を冷やさないようにしておいた時には、それほどテンションが下がらなかったのである。
 よって3月になると自然治癒するというのはこういう気温の面もあると思われる。

 現在3月がもう目前であり、気温が上がってきていることもあって、私自身も確かに楽になってきている実感があり、仕事に対するテンションもかなり戻ってきた。

 私の状況は、その重さはともかくこの冬に「冬のうつ病」的症状があったと考えて差支えないのではないかという気がする。

 まあこんな状況であったにもかかわらず、今年は特に大きな問題も発生せずきちんと脱出できそうだが、冬は毎年やってくるため次の冬にはどう備えるべきか、今のうちから対策を考えておく必要がありそうだ。




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