羽田虹橋線、JALは気合十分?ANAは少数精鋭?

9月29日からの乗り入れが決まった羽田虹橋間の定期チャーター便であるが、使用される機材を見ると今回の新たな路線開通に関する各社の考え方の違いが分かれたような感じだ。ANAは比較的小型のB777を投入し、ビジネスクラス座席比率の高い運行をする。つまり日帰りも可能と言われるように、忙しいビジネスマンに狙いを絞った市場アプローチである。
これに対してJALは最初の1ヶ月こそ230人クラスの中型機767を投入するが、10月28日から400人クラスの大型機747-400を投入することを既に発表している。ツアー客なども積極的に取り込んで積極的にPRしていこうという考えのようだ。実際日本の旅行会社も積極的にJAL指定のツアーの発表を行なっている。

一方中国側は上海航空がやはりJALと同じく中型機の767でホームページ上でもニュースとして取り上げている。元々大型機が少ない上海航空にあってはこれは積極的な対応と受け止められる。上海航空は今年ANAと同じスターアライアンスに加盟しており海外路線へ積極的に自社をアピールしているように感じる。同社東京初乗り入れでもある。
それに対して、今回の路線開設に対して気合が入ってないのか鷹揚なだけなのかわからないのが中国東方航空である。運行ダイヤが決まって日本発のツアーには名前が登場しているものの、自社のHP上にはいまだその事実すら発表がなく使用機材も当然の如くわからない。もしかすると予約状況、反応状況を見て機材を決めるつもりなのかもしれない。国慶節を迎えることもあって機材の割り振りを慎重に行ないたいという考え方なのかも知れないが、他の3社に比べ今回の羽田虹橋線開設に関しては発表が出遅れているのは確かであり、未だ中国的会社の体質を抱えているのであろうかと勘繰ってしまうのは中国に来てからみについてしまった私の悪いクセである。





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