本当は海外保険に入れない現地採用者

中国に来る日本人の多くは、日本の海外旅行保険に加入してくるが、実はそのうち現地採用者に関しては、厳密にいうと海外保険の適用外ということになるという話をある保険会社の方から伺った。もちろん、会社が金を出す出さないという次元の話ではない。
 駐在や転勤者は日本の拠点があるという前提で「旅行」という概念が成立するのだが、「現地採用者」は日本の拠点というものが存在しないので、厳密的には「旅行」という概念には当てはまらず、「海外旅行保険」の適用条件には当てはまらないらしい。
 そうはいっても保険会社も商売になるので、そのあたりで特に厳しい審査をしていることもないのが実態だそうである。もちろん「旅行」でないのでローカル販売の傷害保険や生命保険には加入できる。つまり現地採用者というのは現地住在者であって、保険的扱い的に現地の中国人と同じ立場らしい。

地元の保険と海外保険で何が違うかというと、海外保険で得られる至れり尽くせりの言葉の不安の要らないサービスなどが基本的になく、日本で傷害保険に入った時と同じで原則として保険給付金のみの契約となる。一部では日本人向けにそれらの至れり尽くせりサービスをつけている保険もあるらしいが、掛金が旅行保険かそれ以上になってしまうらしい。現地採用の賃金でその金額の負担は大変である。
 掛金そこそこ給付金そこそこの日本人現地採用者をターゲットにした保険を作ればそれなりの需要はありそうな気がするが、今のところ見つけられず、私も旅行保険に頼っているのが現状である。



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