先日パソコンのカタログを見ていたとき気になる記述があった。
温湿度条件:温度5℃から35℃、湿度20%から80% (ただし結露しないこと、および35℃における湿度は65%以下)
なんと35℃のときは、湿度65%以下でなければならないというのだ。
んんー!?
上海の真夏は確か湿度80%なんて状態はざらのはず。
もちろん気温は35℃を超える日もたくさんある。
まあパソコンを使うのは主に室内とはいえ、冷房の効きが悪い日は室内気温はかなり高くなっているし恐らく湿度はそんなに下がってはいまい。
となると少なくともメーカーが設定した環境条件を超えた気候が上海の街の気候であり、そんな中でPCを使えば絶対にPCの寿命にいい影響が出るはずはないのである。
うーん、そういえば私のパソコンも夏になるたびに調子が悪くなっていた気がする。
やっぱり上海の気候がパソコンに悪影響を与えていたようである。
ついでにiPhoneの動作条件も気になって調べてみたら、動作時の気温はやはり0°〜35℃と指定されていて35℃を超える条件下はあまり好ましくないようだ。
ただ、さすがに携帯用端末だけあって湿度条件には強く相対湿度が5%〜95%の範囲内となっている。
いずれにしてもパソコンも携帯も真夏の暑い盛りにはあまり使用しないほうがいいらしい。
電子機器メーカー泣かせの上海の夏の気候であるが、この市場を考えたら湿度に強いことを売りにした電子機器が出てきても良さそうではある。