上海でエボラは本当に大丈夫か?

 何の確定した情報も持ってないので、イタズラにパニックを煽る気はないのだが、エボラ出血熱の感染拡大のニュースを見るにつけ、上海で生活しながら少しずつ不安は感じるようになっている。

 その理由の一つとして、中国と言う国はアフリカ諸国に多大な投資をしており、聞くところところによると2万人という中国人がアフリカへ赴いており、そのうち1万人が中国に戻ってきたという状況がある。

 広州空港や香港空港からアフリカへの航空便も結構飛んでおり、交流の密度も高く感染リスクも高いと考えられ、100%の水際流入阻止が可能だとはとても思えないのである。

 こういう状況もあって、中国では既に広東省43人もの感染者が出たなどと言う噂も一時広まったが、この噂は取りあえず当局が否定している。
 しかし、そうは言われてもこの国の衛生面に関する情報統制は凄まじく、例えば昨年の新型インフルエンザ流行の際に、豚が大量死んだ事件が有ったが、結局豚の死因自体は分からずじまいだった気がしており、私も「2013年04月04日 どう見ても鳥より豚が危ないインフルエンザ」というブログを書いた。

 結局インフルエンザの拡大は渡り鳥が原因だったというように国内では結論が落ち着いているようだが、私自身はこの説明に納得しておらず、少なくとも豚の死については説明が終わってないと思われるのである。

 そんな情報統制が行われるこの国であるから、エボラ出血熱に関してもこの国への感染の有無についてとてもじゃないが100%正しい情報が出ているとは信じがたいという気がする。
 まあ情報とともに、衛生統制もきちんと行われていれば何の問題もないのだが、普段から衛生管理の適当さを目の当たりにしている私としては、非常に不安なのである。

 航空便の本数で言えば、上海からアフリカに飛んでいる便数は、香港などより遥かに少ないので、いきなり上海が危険な状態になるというのは考えにくいのだが、広東省と上海の間も往来が盛んであるが上に、広東省で広がってしまったら上海へ広がるのも時間の問題となってしまう。
 そして中国で感染が拡大すれば、交流の深い日本や韓国などももう対岸の火事ではいられなくなるわけで、是非中国による水際での防止対策に全力を挙げてもらいたいものである。  



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