凄すぎる中国の引っ越し業者

 いろいろ紆余曲折を経ながら何とか昨日までに引っ越しを完了した。

 新しい部屋の契約が最終的に決まったのはなんと4日前の夜である。

元の部屋の期限切れまであと3日というところで何とか決まった。
まあ良いように考えれば新旧の部屋の契約期限のダブりが最小限で済んだのとも言える。

 部屋の状況云々についてはまた後日書くつもりだが、今回の引っ越しについてはどうにも日程に余裕がなかったので中国に来て初めて業者に頼むことにした。

 過去の何回かの上海市内の引っ越しは、トラックタクシー(タクシーのトラック版)を借りて、運び出しと運び入れは友人の手を借りたのだが、今回はどうにも平日に引っ越しせざるを得ない状況になって、流石に友人に頼むわけには行かない状況になり業者を頼ることにした。

 とは言えあまり仕事に影響が出てもいけないということで、ナント早朝7時の予約をして運んでもらうことにした、というか選択肢が他にあまりなかったのでその時間にせざるを得なかったというのが実情である。

 さて、業者を頼んだからといって頼んだのは運送だけなので、前日の夜は眠い目をこすりながら必死に梱包を行なった。

 今月に入ってから徐々に荷物を整理し、要らない物はかなり整理したはずだが、それでも段ボール換算で30箱近くになってしまっており、中国生活6年を超えると非常に荷物が増えている。

 こんなに数が増えてしまうと、業者さんにも何度も階段を往復させてしまうと思いながらも、一個あたりを重くするのもまた気の毒なのでどんどん数が増えてしまった。

 梱包を終えて寝たのが午前2時で起きたのは5時であり、まあ寝坊せず良かったのと、少しでも眠れたのは幸いであった。

 当日はなんとか天気も良くなり朝7時を迎えた。
 業者の到着時間は多少押したが、無事やってきた。
 
 さて、今回の引っ越しには業者のホームページから要員3人を派遣してくれるコースを選んだのだが、私は学生アルバイトのようなお兄さんが来るのだろうと勝手に想像していたが、やってきたのはある意味普通のおじさん2人だった。

 もう一人は車で待機しているらしく、全部で3人のようだったが学生アルバイトじゃないということにちょっと拍子抜けした。

 田舎から出稼ぎのおじさんかなぁ?

 そんなことを思いながら、今回運んでもらう荷物の範囲を伝えると、やおら紐を取り出して床に敷き、そこに荷物を重ねはじめた。

 「あー、紐で結わいて二人で運んでいくんだ」

と、この時はそう思った。

 ところがである!

 段ボール4個とスーツケースを紐で一括りにしたあと、業者のおじさんはなんと一人で背負い上げて立ち上がった。

 「ええー!?」

 この姿を見た時私はびっくり仰天した。(←久しぶりに使った言葉だ)

 あのスーツケース一個でさえ自分はかなり重いなぁと思い、自分で運ばなくて良かったと思っていたくらいの重さで、少なくとも20キロ以上はあっただろう。

 それを他の段ボールとかまとめてなんて、彼らはいったい何キロを背負ったのか想像もつかなかった。

 そうやって1人4~5個の段ボールその他を背負って彼らはどんどん運んでいく。

 こちらとしてはもう笑うしかない驚きの光景である。

 結局20回以上の2人の往復を想定していたのに彼らは1人3回程度往復しただけで終わったため、20分程度しかからなかった。

 驚くべき力と短時間のスピード処理であった。

 そして、運び入れ先でもう一度彼らの物凄い仕事ぶりを目にする。

 実は今度の新居は階段なしの6階の部屋なのである。
 もちろん彼らは同様にやはり4~5個の荷物を背負って6階へ上っていた。

 流石に息は少し上がっていたが、私だったら担ぐことさえ出来ず、階段など夢のまた夢であろうに、彼らはそれをやってのける。

 そしてあっという間に引っ越しが終わった。

 流石プロというべきなのか、凄すぎる中国の引っ越し業者である。

 今回支払った金額は全部で550元であり、恐らく彼ら一人の取り分は200元に満たないということになろうが、200元だとしても凄い働きぶりである。

 1日何件の掛け持ちをするのか知らないが、是非体を壊さないでほしいものである。

原文




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