ちょっと嬉しかったこと

最近毎朝、会社の近くの肉まんやで朝食を買うようになったのだが、そのお店で先日ちょっとうれしいことがあった。
 普通の中国人たちは、前に待っている人がいようとも、構わずまず自分の注文を言うだが、お行儀よく育てられてしまった我々日本人には順番をきちんと守って、自分の番が来てから注文をするという癖が身についている。
 当然といえば当然のマナーだが、中国にいるとそれは当然ではないので、後から来た中国人に順番を掻っ攫われて先に買われてしまうことが多々ある。
 悔しいが、競争社会の中国であるので、それに一一腹を立ててもしょうがないといつも自分を納得させてきた。
 この日もやはりお行儀よく順番を守って自分の番を待っていた。そして自分の番が来て注文を言おうと瞬間に、なんと脇からすっと入ってきたおじさんが注文を先に言ってしまった。

 あ、またやられた!と思ったが、そのときである。

 次の瞬間、店の店主は私に注文はと尋ねてくれた。なんとこのお店の店主は順番を守る客を大切にしてくれたのである。
 些細なことであるが、私にはそれがちょっとうれしく、少し感動してしまった。

 今までこういうお店の中国人に対するイメージは、がさつなイメージしかなかったが、こういうことがあると中国も少し変わってきたのかなと、その変化を感じずにはいられない。
 こんな変化を見られることが中国にいる日本人としてちょっと嬉しくもある。



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