日中の殺人事件でわかった日本の警察の実力

昨日、上海駅のそばで殺人事件が起きた。
5人死亡5人負傷の被害がでているとのこと。

恐ろしい重大事件なので、先日起きた秋葉原の事件と比較され日中の治安がどうのこうのということを言われているが、この事件で驚くべきなのは警官が5人も殺されているということである。

亡くなった方を比較するのは申し訳ないが日本の事件で亡くなったのは非力な一般市民であり、今回なくなったのは治安を維持すべき警察官なのである。

 しかも銃ではなくナイフで!

 銃で殺されたならともかく、ナイフで5人も殺されたとなると何とも上海の警察の能力を疑いたくなる。

日本の警察の場合大抵は柔道や剣道などの武道を日頃から鍛錬し、さらに拳銃を携帯している。

拳銃を行使しなくてもナイフを持ったような危険人物を取り押さえる訓練を行っている。

秋葉原の事件で繰り返しテレビで流れたあの取り押さえシーンは、実は日本の警察の日頃の警察訓練のたまものなのである。

以前から日本の警察は、細かい不祥事はともかく、全体としては優秀だと思っていたが、今回の上海の事件を聞いてさらにその思いは強くなった。

 今回の事件、上海の事件の詳細な様子が分からないので一概に言うことはできないが、恐らく日本の警察で起きた事件なら100%無傷とまでは行かなくても、5人も殺されるような事態には至らなかったと思われる。

 実は上海の警察は丸腰(銃を持たない)なので、実力行使になった場合、非常に弱いと言われていたが、今回その悪い予測が当ってしまった形である。

 上海に暮らす我々にとって、万が一の場合はやはり現地の警察に頼らなければならない。
いろんな意味で銃を携帯してくれとは言いたくないが、ナイフを持った人物に5人も殺されてしまう警察では頼りない。
 五輪まであと一ヶ月、また不安の種が増えた気がする。





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