ビザは必ずしも入国許可証じゃないらしい

旅行関係の会社の人に聞いた話であるが、中国から日本に渡る中国人のビザの取得がとても厳しいのは有名な話だが、運良く領事館等でビザを取得できたとしても必ずしも日本に入国できるわけではないらしい。というのは日本入国の段階で拒否されることがあるというのだ。ビザが下りているのに何故?と思うのだが、どうやらビザ発給と入国審査では管轄官庁が違うというのだ。ビザ発給をする領事館は外務省の管轄で、入国審査は法務省の管轄でそれぞれ審査の基準が違うというのである。大使館や領事館はある一定の基準に従ってビザを発給するが、それをもって日本の門を叩いていも法務省がウンといわない場合がある。最近の日本国内での中国人犯罪者や不法滞在者が増加しているのを受け、その入国審査責任を負いたくない法務省がどうやら入り口を狭くしているという感じらしい。

まあ重犯罪者はともかく、不法滞在というのは本当は手続きさえきちんと踏めれば避けられる違法行為のように思えるが、比較的几帳面と言われる日本人でさえ中国で時々オーバースティしている姿が見られることを考えると、順法意識のそれほど高くない中国人が容易にオーバースティし、違法状態に陥るだろうということは想像に難くなく、それを入国させたくない法務省の意向は分からないでもない。ただそれならばビザ発給の段階で絞り込めばいいだろうと思うのだが、どうも外務省と法務省の連携がうまくないらしく、時々判断のズレが生じてしまうようだ。もっともこれは日本に限った話ではないようで、ヨーロッパの国でもビザ発給の管轄と入国の管轄が別で、ビザが発給されたとしても入国できないケースが稀にあるらしい。
 ビザは必ずしも入国許可ではないようで、実際に入国してみるまで入国できるかどうか分からないのが現実らしい。



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