中国国産機で着陸時のタイヤ破裂によって胴体折れる事故

「やっぱりやっちまったな」という印象の事故が起きた。
福建省の福州空港で、幸福航空の旅客機が着陸時にタイヤが破裂し、そのまま止まれずに滑走路を飛び出したいう事故が昨日発生した。
幸い死亡者は出ていないようだが、この事故を起こした機体は中国国産機の「新舟60」という航空機であり、事故によって主翼が胴体からぽっきりと折れた写真が伝えられている。

まだ事故原因については詳しくはまだわかっていないが、中国国産機ということもあって、おそらくどこかの部分が強度不足なのではないかというのが一般的な推測だろう。
 航空機に限らず、中国の製品は総じて価格は安いが耐久性がなく壊れやすいというのが一般的な評価であり、今でも非常に品質に疑念が残るのが中国製品の印象である。

まあ安かろう悪かろうで、壊れたらすぐ買い換えられるものならば買い換えればいいのだが、こういう人の命に係わるものについては、「壊れてすみませんでした」では済まされないものがある。

中国ではいろんな工業分野で世界に追い付こうとしており製品開発が進んでいるが、功を焦っているのかニュースを読む限りでは明らかにテスト不足で物を作っている感があり、とても世界のトップに追い付ける品質になる気がしないのである。

中国人気質から言って、執拗な品質テストはコストがかかるので無駄だと感じる面があるのかもしれないが、必要があるから執拗なテストを行うのであって、先行技術者たちが無駄にテスト回数を増やしているわけではないことをもっと理解すべきだろうに思う。





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