日本からネットを通じて今回の地震に関して色んなニュースが伝わってくる。
そして今回の福島原発の危機に関して、現場の人の健闘もさることながら官房長官の枝野さんの対応振りには敬服するものがある。
矢継ぎ早の厳しいマスコミの質問に対して、適切かつ的確な対応をきちんとわかりやすい言葉で伝える。
この非常時において、周囲に配慮しながら言葉を選んであそこまでテキパキとモノを言え、状況を捌ける人物はそうはいないだろう。
それが仕事だと言ってしまえばそれまでだが、こういっては申し訳ないが、歴代の前任者ではこうはいかなかったように思う。
上っ面の言葉で場をにごすだけの政治家ではああはいかない。
もちろん彼とて全てがパーフェクトにうまくいっているわけではないだろうが、少なくともあのポジションに頼りない人物であったらなら、とっくに事態が悪化していたはずで、このような国家的非常時において彼のような人物が官房長官の座にいてくれたことは日本国民にとって不幸中の幸いなのではないかと思う。
目下のところ、ほとんど不眠不休で応対しているようなので、本人が倒れないかどうか非常に心配だ。
是非適度に休息に取りながら、この非常事態を乗り切れるよう国民を導いて欲しいものである。