昨年も同じようなブログを書いた記憶があるが、中国の正月はあくまでも旧暦の春節であるため、この12月が押し迫った時期になってもあまり年末という気がしない。
日本だと、テレビの特番などで一年を振り返る番組が頻繁に流れ、企業でも「ボーナス」「年末調整」「年賀状」「あいさつ回り」「忘年会」など12月に関わる行事が目白押しになる。
しかし中国ではそんなことは一切無く、通常の月の月末を迎えるのとほとんど変わらない。というか、最近テレビもほとんど見なくなった。
12月かなと思えるのは忘年会の回数が増えることくらいであろうか?
それととて自分にとっては年中行事なので全然特別なことではない。
仕方なく無理やり自分で気分を盛り上げるべく、家で第九を聞いてみたがどうもしっくりこない。なんとなく独りよがりのような気がする。
まあ、駆り立てられるような慌しさがないのは良いことのようだが、節目節目を感じられなくなるのはちょっと寂しいかもしれない。