上海では今朝とんでもないほどの大雨が降って、あちらこちらで車の通行が困難になるほどの水たまりが出来ているが、経済の方でも急激な嵐が吹いている。
日本のでは株価が急激に下がり日経平均株価が895円も下がって1万8500円を割り込んだとされる。
上海株も8%を超える下げ幅を記録したとして報道されている。
ただ日本以外も世界的な株安状況となっており、この結果、比較的安全だと言われる円買いが進んでおり、日本株が下がっているのに円高は進み、16時現在1ドル120円台前半までなっていて、これに伴って日本円の対人民元も1元18円台後半に突入している。
1元が18円台というのは久々に見る数字で、先日の人民元の切り下げと相まって結構インパクトのあるここ数週間の値動きとなっている。
この値動きは長期的な円高なら中国の輸出にも好影響はあるだろうが、こういう急激な変化は影響の予測がつかないのでちょっと怖いものがある。
特に上海株が下がっての円高ということは、中国経済は決して良くない状態なのであり、中長期的に輸出に多少良い影響があったとしても急激には調整できまい。
天津の事故と言い、株安といい円高と言い、世の中の地殻変動を感じるようなことが最近続いている。