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まもなく見納め呉江路の小龍包

昨日の午後、ちょうど近くに仕事で出かける用事があったので、呉江路にも立ち寄ってきた。

で、まもなくなくなるであろう小龍包屋が名残惜しくなり、お腹は好いていなかったのだが別腹と言うことで食べてきた。

焼き小龍包(煎餃)

焼き小龍包(煎餃)

値段は4個で4.5元と、日本人から見るとかなりの格安に見えるが実はこの手の食べ物としては決して安くはない。
私の家の近所では4個で1.5元で、それも最近値上がりを立て続けも行なった結果で、以前は4個で1元だった。
 上海を離れれば恐らくもっと安いであろうと思われる。

とはいえ、ここの小龍包は値段が高めというだけあってかなりボリュームがある。煎餃
汁もたっぷりである。
 古びたお皿にお酢をかけてほぉばる。
私が買ったのは焼きあがったばかりのときなのでちょっと熱いくらいだ。とってもうまい。

こんな場所が上海からどんどん消えてしまうのは本当に名残惜しい。
 このお店自体は近くのビルの中に収容されるらしいが、食べ物だけが残されても中国的色合いがなくなってしまうのはとっても味気ないことである。

呉江路にも再開発の波が来てしまった。

呉江路といえば地下鉄2号線の南京西路駅そばの石門一路から青海路付近までの狭い路地空間で、小吃の屋台などが並ぶ有名な小吃街であったが、このかなり中国的とでもいうべき特徴的な空間にもとうとう再開発の波が押し寄せてきてしまった。
昨日私が訪れたときには既に、通りの両側のお店のうち、半分くらいは閉鎖されていて、既に窓やドアがコンクリートで塗り固められており封鎖された状態だった。
 

呉江路の閉店したお店

呉江路の閉店したお店

呉江路の閉店した香港料理の店

呉江路の閉店した香港料理の店

残っている店は元気に営業を続けているようだったが、これらの店もいずれ近いうちに閉鎖されてしまうのは誰の目にも明らかだった。そういう状況を知って名残惜しいのか、もともとなのかわからないが、煎餃のお店には今日も行列ができていた。

人もまばらな呉江路

人もまばらな呉江路

まだ行列がある呉江路の店

まだ行列がある呉江路の店

 あるお店には写真のように張り紙がしてあった。

呉江路の店の張り紙

呉江路の店の張り紙

 まあ経済論理から言えば、これだけの都心の一等地を古い町並みのまま残しておくのは難しいのかもしれないが、こんな貴重な空間をつぶした後にできる空間が、どれだけ魅力的なものになれるのだろうかを考えると、非常に想像が難しい。

窓が封鎖された南京西路側の店

窓が封鎖された南京西路側の店

 南京西路側に回ってみると、こちらも窓が封鎖された店が何店舗もあって、この区画ごと手を入れられるということが分かる。
もう走り出してしまった再開発計画は止めることができないが、せめて再構築される街が昔の人にも愛されるような中国的な空間であることを祈りたい。

賑やかだった頃の呉江路

賑やかだった頃の呉江路

※上の写真は昨年の8月25日に撮影したもの