4番とエースと新監督

 北海道日本ハムがパリーグ優勝に引き続き、CSファイナルステージを勝ち抜いて日本シリーズへ勝ち進んだ。
 このファイターズを贔屓する私としてはこの上なく、嬉しい。
 
 関東出身の私が何故、北海道のチームのファンか?

 答えは簡単で、日本ハムは昔東京ドームを本拠地にしていた東京のチームだったからである。
 関東出身の私は多聞に漏れず、YG軍の試合中継ばかりテレビで見ていたのでその頃はYG軍が好きだった。
 だが高校生の時に東京ドームが出来てああいいったホール系の場所が好きだった自分はチケットが滅多に手に入らないYG軍の試合より、幾らでもタダ券が手に入った日本ハムの試合を良く見に行くようになり、そのうちこのチームが好きになった。

 あの頃は売り出し中の西崎投手が新人らしからぬ派手な活躍をし、近鉄の阿波野投手と新人王を争っていた、そんな時代であった。
 あのころから数えて20年以上日本ハムのファンで、まあこの間そこまで熱心にチームの状況はチェックしていたわけではないが、北海道に移転してからも新庄だのダルビッシュだの各時期のヒーローは応援してきた。
 そんなうち2軍も私の地元近くに移転してきたのでますます身近になった。

 そして去年大黒柱のダルビッシュ投手がメジャーへ抜け、今年から栗山監督を迎えることになったのだが、今年は過去数年なかったほどに野球シーズンを上海から気にするようになった。

 何故、今年はこんなにファイターズが気になったのか分からないが、とにかく全試合に近い勢いでほぼ毎日情報をチェックしていた。

 そんな中で一番気になったのが4番を任された中田翔選手である。

 栗山監督がシーズン当初打率が2割に満たない状態だった彼をずっと我慢し続それをずっと見守っていた。

 中田は高校時代に怪物と言われるほど凄い選手だったが、プロに入ってからは伸び悩む状況で、その彼を、どこに出しても恥ずかしくない4番に育てるという信念のもと監督は使い続けていた。

 すると、打率こそそれほど上がらなかったが、徐々に勝負強さが目をだしここぞという場面で打ってくれる打者に徐々に成長しシーズン後半ではすっかり4番の貫録が出て、優勝を左右する大事な試合で痺れる仕事をしてくれるようになった。

 そうやっていつの間にかワクワクする選手となった。

そしてもう一人、過去3年0勝だった吉川光夫投手が今年は大化けをして獅子奮迅の活躍で14勝を挙げた。

 彼の突然の活躍も栗山監督が去年声をかけた言葉がきっかけだったようだ。

こうやってみると、いかに野球がメンタルで左右されるスポーツかが分かり、さらに人は信用することによって、変わったり成長したりすることができるのだと言う事を知ることが出来る。

 栗山監督の技術や采配などの能力は未だによくわからないが、彼が選手を信じることによって4番とエースを育てたのは事実である。

 とにかく、今夜は嬉しい、おめでとう。

日本シリーズも引き続き頑張ってほしい。


 



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