議員の不倫辞職が日本全体に影響を与えるかも知れない

 先日、育児休暇取得を宣言した国会議員M氏が、夫人の出産直前に行っていた不倫行為の発覚によって、議員辞職する事態となった。

 まあこのM議員については、既に世間で激しく批難されているので私から改めて申し上げることはないし、議員辞職という禊ぎで一応社会的には解決する状況となっているので、これ以上の追求は必要に無いように思える。
(家庭内の解決はこれからだろうが、、、)

しかし、彼が国会議員という立場だったため、ひょっとすると彼個人の不適切な不倫行為が日本全体の政治に大きな影響を与えるきっかけとなる可能性があるかも知れない状況となっている。

 どういうことかと言えば、M議員の辞職により国会には欠員が生まれ、それを埋めるための補欠選挙が行われるからである。
 国会議員の補欠選挙は通常、春秋に2回にまとめて行われるとのことで、この春は新聞報道によると4月12日告示4月24日投開票で行われるとのこと。

 そのため、今回M議員の辞職で欠員となった京都3区と町村元議員の死去で欠員となった北海道5区がその対象となるのだが、今年は7月に参議院選挙となることからこの2つの補欠選挙はその前哨戦の意味を持ってくる。

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 全体の議席数的には与党が今回2つとも落としたところで、現与党の圧倒的優位の勢力図にはほとんど影響がないのだが、問題は現在の野党がどの位の協力体制が組めるかなのである。

 昨年の安保法案の強行採決以降、野党側では勢力を結集しようと呼びかける声が散発的にニュースで伝わってきているが、どうもなかなか煮え切らないのか強力な一枚岩にまとまるような様子は見えてこない。

 まあ国政選挙の機会もなかったのでなかなか具体化しなかった面も有るのかもしれないが、今回は実際その国政選挙の機会が巡ってきた訳であり、野党が協力体制を築けるかどうかの試金石となる選挙となる。

 もしここで曲がりなりにも野党の協力体制を上手に探り、2勝なり1勝1敗なり成果を得られれば7月の参議院選挙への影響は小さくないものとなり、逆にうまくまとまらなければまだ当面は現与党政権の継続ということになるだろう。

 もちろん7月の参議院選挙がどうなろうと、現与党勢力がまだまだ議席的に優位なのは変わりないとしても、政局というのは潮目一つで流れが変わるわけで、流れが変われば現政権も揺らぐ可能性がある。

 故に政局の流れによっては、そのまま政権交代に流れていくなど日本全体に影響を及ぼす可能性があるということになる。

 そんな変化の発端となる可能性があるのが今回の春の補欠選挙であり、そのきっかけを与えたのが先日のM議員の辞職であり、その原因の不倫なのである。

 不倫行為自体はたった一人の人間の不適切な行動だったかも知れないが、実は今後の日本全体に大きな影響を与えるきっかけとなるかもしれない、そんな冗談のような事態が今日本で起きているのである。



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