今年の夏前に茨城空港が2017年度に68万人を達成したというニュースを目にし、あと少し上積みするには、どの路線の増便が可能なのかなと考えていた時のことである。
YAHOOの路線検索機能を使って、茨城空港を起点とした所要時間のチェックをしようとしたが、どうも茨城空港経由のルートが表示されない。
例えば水戸駅朝6時発で、神戸のJR三ノ宮駅に何時に着くかを検索したところ、東京駅から新幹線経由のルートが表示されてしまった。
所要時間は5時間以上で、11時過ぎに到着する結果となっていた。
おかしいなと思い、今度はナビタイム(NAVITIME)という別の路線検索サイトを使用して、同一条件で検索をかけてみた。
すると、今度はきちんと茨城空港から神戸空港を経由したルートが結果として出て来た。
スカイマークを利用した空路で、三ノ宮駅までわずか3時間ちょっとで、午前9時過ぎには着けるようだ。
つまり圧倒的に茨城空港経由が速いにも関わらず、YAHOOの路線検索ではルートに選択されないようである。
じゃあ茨城空港自体がYAHOOに登録されていないかというと、そんなことはなく茨城空港発で神戸へ行く設定で検索すると、きちんと空路での移動ルートが表示される。
はて、これはどういうことだろうか?
少なくとも速達ルートという意味で言えば、ナビタイムでの検索結果の方が正しく、YAHOOは間違っていることになる。
何故、こういう結果になるのだろうか?
これはあくまで個人の推測だが、東海道新幹線の運行頻度が高いため、信頼性という意味で優先度が高い設定がされているのではないかという気もする。
新幹線が1日何本走っているのかは知らないが、茨城空港と神戸空港との航空便はたった2往復であり、それが影響している可能性は否定できない。
それが証拠というか、今度は水戸駅から札幌駅で設定して検索したところ、乗り換え時間の設定の差で、若干違いがあったが、ほぼ同じ結果が得られたのである。
ただ、この区間に確かに新幹線は確かに走っていないという差はあるが、確証が持てるほどの差ではないという気もする。
結局疑問は解決せずだが、当面はナビタイムを優先して使おうと思ったこの検索結果の差である。