スケボー広場

軌道交通2号線上海科技館駅上には、公園的広場があり野球場レベルの広さの石畳の広場が広がっている。
この広場では休日になると、スケボー少年や少女、或いはローラースケートを履いた若者が沢山集まってくる。

上海科技館駅上広場

彼らの中には非常に上手に滑る者も時々いるが、大半は練習にやってくる初級者レベルの若者たちである。

スケボーに興じる若者

故に時々派手に転ぶ姿が見られ、小さい子供などはけがに備えてヘルメットや肘・膝の防具をつけて完全防備で練習している姿も見かける。

この広場は地面のフラットな部分が広い上に、中央部の四角い広場を囲む用に配置されている池に対して、縁に緩やかなスロープがあるのでスロープの練習もできるし練習場所としてはもってこいなのだろう。

スケボーに興じる若者

そういえば、発展の続いている中国とは言え、これだけスケボーなどの練習に適した場所は貴重なのかもしれない。

一般道は車が多い上に、いまだに凸凹が多くスケボーやローラースケートには向かないとい状況である。
また、子供たちの遊び方として、ちょっと前の若者たちにはスケボーですら贅沢というか、珍しい遊び道具であったわけだが、この10~15年でようやくスケボーやキックボードなどが浸透して一般的になり、その象徴がこの広場だという気がする。

ところで、練習している若者のほとんどが地元の中国系の人々だが、時々欧米系の風貌の方も混じっている。
駐在の方のご子息なのか、留学生の類なのか詳細は不明だが、明らかにアジア系の顔ではない方たちが混じっている。

欧米系のローラースケーター

そういえば、この広場の地下には雑貨屋というか、ブランド品などお土産物を集めたお店が密集しており、もともと外国人の集まりやすい場所でもある。
さらに近くに外国人がビザを取得するための出入境管理局もあり、国際都市上海の中でも特に外国人の存在に違和感のない場所でもあり、地元の人間にとって外国人に多くの接点がある空間がこの広場周辺である。

また、駅名にもなっている上海科技館も隣接し、科学による未来への夢を子供たちが感じるための場所ともなっている。
私もこの近くの上海東方芸術中心に月に数度音楽を聴きに来るたびにここを通る。

こういった昼間に人が集まる広場というのは大きくなってしまった上海だとしても街にとって大事な資源である。
世の中には広場自体は広くても、警官が常に警備する緊張感の高い場所もあり、それに比べればこの広場はとても平和な空間だという気がする。



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