日本の携帯はローミングより転送がお得!

先日、ある駐在の知り合いが携帯電話機を2台持っているのを見て驚いた。
尋ねると、一台は中国の携帯で、もう一台は日本の携帯だという。

 日本国内からの電話を常時受ける必要があるので仕方なく2台持ち歩いているのだそうだ。

 それゆえ日本からの電話を受ける場合のローミング費用も馬鹿にならず、月1~2万円の請求になってしまっているという。

写真はイメージ

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 確かに日本の携帯の海外ローミングは非常に高く、ドコモの資料だと日本への発信は1分180円、受信だけでも1分140円かかってしまう。この金額だとビジネスで使っていれば月額数万円になってしまうのも頷ける。
 彼もビジネスで使う故に致し方ない出費だと思っていたようだ。

しかしである。

実は私も日本の携帯電話は番号をキープして生かしているが、日本の携帯端末は持ち歩いていない。

 何故なら日本国内にいないときは日本の携帯電話から中国の携帯電話へ自動電話転送をかけてあるからだ。
 こうしておくことにより日本の携帯電話にかかってきた電話も中国で常時受け取れるので、実用上も何ら問題もなく、つまり携帯を2台持つことから解放される。

そして何よりも通信費が圧倒的に安く済む。

 電話転送をすると、日本からの転送費用は国際電話となりこれらは自己負担となってしまうが、それでもローミングで携帯電話を持ち込むよりはずっと安く済む。
私の場合はKDDIの国際モバイルトークサービスに申し込んであるので中国までの通話は1分74円、ローミングした場合の約半分となっている。

 まあ私の場合はトータルボリュームが少ないのでこれで十分なのだが、もし更なるヘビーユーザーならプリペイドカードの活用や、月額8000円程度で済む通話料固定のサービスなどが世の中にあり、もっと安い通話料金での転送が可能になる。

 これらはこのサイトでも紹介されており、うまく活用すれば恐らく大幅な経費削減ができると思われる。

 また中国から日本へ国際電話をかける場合でも中国の携帯電話からなら1分1元程度であり、IP電話カードなどを使えばもっと安くなる。

 あとはメールの送受信の問題だが、まあこれはスマートフォンなどとWEBメールを組み合わせてメール転送などをうまく活用すれば、ほぼ不便はなくなるだろう。
 こんな感じで、なんだかんだ工夫すれば、まあトータルで通信費は約半分くらいには削減できるはずである。

 こんな話を今回の知り合いにしたらとっても喜んでいただいた。

 電話の転送という手段は些細な知恵だが意外と知らない人も多いようなので、皆さんにも知っていただこうと今回紹介させてもらった。ぜひご参考にどうぞ。





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