上海に日本料理店数多しと言えども、朝食を食べさせてくれるお店は数多くない。
そんな中の貴重な存在が昨年オープンした松屋さんである。
日本にいたときも、この松屋の「朝定」は貴重で、時々利用させていただいていた。
さて、焼き魚定食など、日本でもお馴染みのメニューが並んでいたがその中でも定番の納豆定食(11元)をチョイスした。
ご飯と納豆と漬物と冷奴と海苔と味噌汁だけのシンプルなセットだが朝食としてはこれで十分である。
今回は頼まなかっただが、3元で生卵をつけて納豆と混ぜることも出来る。
上海のローカルの朝食は饅頭が1元とか2元とかで食べられるので、この11元という値段でさえ上海人からみたら決して安い金額ではないと思うが日本円に換算すれば200円にも満たず、日本人にとっては有り難い存在である。
特に単身赴任できている人は昼食や夕食には悩むことはなくとも、朝食で悩んでいる場合も少なくないと思われる。
この松屋の存在はそんな時の心強い味方である。
故に機会が有れば利用して今後も応援していきたい。