以前にも何度か書いたが、中国でクラシック音楽を聞こうと思うとなかなか苦労する。帰国のたびにPCのハードディスクに取り込んだりCDを数枚ずつ持ち込んだりしたりしているが、なかなか満足する量はそろわない。
しかも、それらの持ち込むCDに関しては、どうしてもじっくり聴きたい交響曲などの大曲系を優先したいので、どうしても仕事をしながらBGM的に気軽に聞けるタイプのライトなタイプの曲が不足する。
そこで最近重宝しているのがネットで聴くネットのストリーミング放送の「クラシックFM」だ。この放送局はポピュラーな名曲を5分とか10分の単位で次々と24時間ノンストップで流し続けてくれる。
日経ビジネスオンラインの記事によると、このクラシックFMは1992年にイギリスで誕生し、たちまち大ブレイクし、今では全英で620万人のリスナーがいるとのことだ。ずっとかけっぱなしのタクシーの運転手もいるらしい。
この放送の魅力は、やはり24時間ノンストップの気楽さと選曲の軽さであろうか?聞きなれた名曲が次々に飛び出してくる。最近でこそ似たようなコンセプトの放送局が増えてきたが、結局この「クラシックFM」が一番聞きやすい気がするし、長時間聞いてもなかなか飽きることはない。定期的に入る繋ぎの曲?も聞きなれると結構クセになる。夜中に一人で作業するときはこういった音楽のリズムが精神的にリズムを与えてくれ、長時間の作業をラクにしてくれる。
こういった音楽の力はいうまでないが、それを世界の果てから届けてくれるネットというのは便利だなぁと改めて感じる今日この頃である。
私はI- TUNEでしか聞いたことがないが、恐らく他のプレーヤーソフトでも聞けると思うので皆さんも探してして欲しいと思う。