今日、中国の放送局の番組であるが、秋葉原の某中古パソコンショップの取材があった。
中古品であるが故に、生じる品質の劣化部分も、きちんと店側がチェックして、悪い部分をきちんと表示してお客様に納得ずくで買ってもらおうという姿勢だ。
中には、一度も封を切らないまま中古品となった、いわゆる中古品も正直にそういう経緯で中古品扱いとして表示し、新品より数万円安く販売している。
そして、最低1ヶ月、料金を払えば最大3年の保障期間がついてくるというのだ。これにはレポーターの中国人も驚いていた。
これが中国であったらどうであろうかと考えた。
中古品も、ただ動くというだけのチェックしかされないだろうし、今回のような新古品はやはり新品と偽って販売されてしまうに違いない。
ましてや売り切り御免の中国で中古品の保障なんてものは考えにくい。
こう考えると日本の商売が正直すぎる気もするが、正直な部分が信頼関係にも繋がっている。
悪い部分も含めて正直に話す、これが実は信頼への近道である。こういうところは是非中国に学んでもらいたい日本の良いところである。