携帯電話の氏名登録手続きのススメ

今の携帯電話の電話番号は約2年前に街の売店で買ったものだが、
買った当時は長期滞在をする予定ではなかったので登録する必要を感じていなかったのだが、こちらで働くようになって携帯電話の電話番号は非常に重要なものになった。
 日本人同士の会合の度に配る名刺には当然のごとく自分の携帯番号が印刷されているので、万が一携帯を紛失し、番号を変更するなどということになったら人脈を紛失するに等しい。

もちろん日本でも同様のケースはあるが、中国では日本以上に個人の携帯の持つ意味は大きい。先日、友人が携帯電話を紛失して大変だったという話を聞いて、急に怖くなって慌てて携帯電話会社に身分証の登録をしに行った。

手続きは比較的簡単である。パスポートを持参し、所定の用紙に電話番号、名前、登録を希望する理由を書き、かつて掛けたことのある電話番号を10個書けば手続き完了である。
受け取った窓口の人は、その10個の電話番号が本当に一致するものかどうかチェックしていた。発信履歴から書き出したので間違えようがないのだが、恐らく紛失したときも同様の手続きをさせられるということだろう。10分ほどで無事手続きは完了。これで万が一携帯電話を失くしてもパスポートを持参するだけで同じ番号のSIMカードを発行してもらうことができる。

 当然携帯電話を失くしたら電話機本体は買いなおさなければならないが、番号変更の苦労に比べたらお金で解決できるのは有難い。私の携帯電話は聯通のものだが中国移動もほぼ内容は同じだと思われる。

 ただし、電話帳の復元まではされないので、電話帳自体は自分でメモを書き出すか、電話帳バックアップ機能を持った機種を買う、あるいはそういう機種を持った友人に頼み電話機を借りてバックアップだけを取っておくなど自衛策は必要だ。特に友人関係などは名刺交換などしておらず番号交換だけで済ましている場合が多いからだ。
 
 とにかく築いてきた人間関係が無駄になってしまう危機はこれで回避できたことになる。
 気軽に街中で買える携帯番号だが、万が一の紛失に備えて氏名登録を行っておくことを皆さんにも是非お勧めしたい。





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