今日の昼間、ある事務手続きの為に役所の窓口へ赴いたのだが、これこれの理由でこういった資料を追加して、提出してくださいと差し戻されてしまった。
根本的な問題ではなく、その書類をネットに追加アップロードしたらそれでOKだという話だった。
窓口の担当官は丁寧にも手書きで、見本まで書いてくれた。
まあそれほど深刻な問題ではないものの、書類を作って提出し直しとなると、一旦会社に戻り、書類を作成した後に再び窓口を訪問しなければならず、いかにも面倒である。
そこで今回文明の利器ともいうべき、スマホとWECHAT(微信)を大いに活用した。
まず当局の担当官が書いてくれた見本文をスマホの写真で撮影し、事務所に待っているスタッフにWECHATで送信した。
そしてそのスタッフにパソコンで清書してくれるように頼み、5分ほど待っているとスタッフから今度はPDFにて清書された文書がWECHATで送られてきた。
で、ここからが幸運だったが、役所のすぐそばに印刷屋があった。
カウンターに置かれたモニター上のQRコードをスキャンすると、WECHATのパソコン用画面が立ち上がり、このパソコンと私のスマホのWECHATが繋がった状態になった。
そして私のスマホ上で転送用のアカウントに今受け取ったファイルを転送すると、見事に印刷屋のパソコンで転送したファイルが開ける状態になる。
WECHATのパソコン用画面のURL
https://wx.qq.com/?&lang=ja_
そして印刷屋の店員がファイルを開いて、そのままプリントアウト処理すると、店のプリンターから今WECHATで送られてきた清書済み資料が印刷されて出て来た。
(ちなみに費用は1元)
で、その打ち出された資料に手元にあった会社印を押し、再び写真を撮って事務所で待っているスタッフへWECHATで送る。
そして、それを受け取った事務所のスタッフが、当局サイトへアップロードする。
これで資料の追加処理があっという間に完了し、再び窓口に行くとOKとなった。
この間かかったのは15分程度であっただろうか?
いったん戻ってやり直しすることを考えれば、文明の利器のおかげで大幅な時間節約ができたのである。
まあ、WECHATのこれらの機能は今までも散々使ってきたので取り立てて新しい技でも何でもなかったのだが、ここまで機能を活用してスムーズに事務の連係プレーがWECHATで出来たことに、改めて感動を覚えた。
便利になったなぁ。