予想に反して2020年の東京オリンピックパラリンピック開催決定が決まった。
汚染水の問題は非常に深刻だと感じていただけに、この結果は意外だった。
今回開催される2020年の夏と言えば、私は49歳誕生日直前の時期である。
私の人生にも、他の外国で行われるよりは少なからず何らかの影響があるだろう。
ただ決まる前も決まった今も、世界に対する重責を本当に担えるのか非常に不安だらけであることは変わらず、あと七年この国が本当に踏ん張れるのか、非常に心配である。
でも、決まったからにはやるしかなくなった。
そういった意味では責任感を背負った時の日本人の勤勉さは今でも世界でも折り紙つきであり、そういった粘り強さが日本にもいい影響があると信じたい。
ただオリンピックの目的のために、細かい問題や弱者がおざなりになることは避けて欲しいし、その勢いがいい形で日本全体に影響を与えることを是非祈りたい。
もちろん、対中国対韓国の対外関係においても過去の歴史云々を持ち出すことを愚かしく思わせるような未来志向の、かつロンドンオリンピックでイギリスが見せたような自国の国威掲揚ではない世界からお客を招くホスト国として、成熟したオリンピックが実現したらいいなという気がする。