先日紹介した紋兵衛さんだが、ここのところ足が向いていなかったので久しぶりに知り合いに会い行ってみたところ、とんでもないメニューを見つけてしまった。
最近懐がさびしいので「ざる」で済ませようと思っていたところに目に入ったのが写真の張り出しである。
「なぬー?牡蠣(カキ)そばだとー?」
そばのつゆの中に大粒のカキが3個もはいっているらしい。
死ぬほどカキが好きな私にとっては非常に強烈な魔の誘惑である。死ぬほどというか牡蠣で当たって死ぬなら本望なくらい牡蠣が好きなのである。
昔「かきあげ丼」を「牡蠣揚げ丼」と勘違いして注文して牡蠣が入ってなくてがっかりしたことを思い出した(笑)が、今回は正真正銘の牡蠣である。
う、でも今日の予算の倍だ、、、、「えええい、牡蠣は全てに優先するんだい」と誘惑に負けて頼んでしまった。
で、待つこと10分、出てきました。
「あ~牡蠣だ~」
もうすでにヨダレじゅるじゅるものである。
ま、まずは慌てずつゆを掬っていただく。
「う、うまい!牡蠣の旨みがそばのつゆに染み出してなんとも言えない味を醸し出している。
さらに続けて、メインディッシュの牡蠣をいただくく、口に入れた途端、牡蠣の旨みが口いっぱいに広がる。いやぁ、言葉に出来ないほどの至福の牡蠣の味わいである。
さっと湯通しをしただけなので、中はナマに近くトロトロである。
そばに牡蠣なんて、、、私から言えばこれはもう反則である。しかし反則でもなんでもうまいんだから仕方ない。
(この文章を書いててまたじゅるじゅるになる)
そばやどっしりした「どんこあ(椎茸)」も非常にうまく、マッチしている。
ゆっくり味わって完食。
こんな食べ応えのあるそばは初めてかもしれない。そのくらいうまかった。
困ったことに(笑)この冬中、牡蠣がある限りこのメニューは続くらしい。
私もしばらく通いそうである。いやぁマイッタマイッタ。
(写真はランチのセットメニューでプラス10元)