先日の一時帰国の際には使わなかったのであるが、日本へ一時帰国を考える際にいつも選択肢の中に入っているのが春秋航空である。
理由は当然運賃が安いというのが最大の要因だが、ネックとなるのが実は日本行きのどの便もほとんどが朝8時台の出発となっていて非常に早い時間帯だということ。
空港の空いている時間に出発して機体を目いっぱい活用するLCCならではの出発時刻なのであるが、これが利用の選択を迷わさせられる。
例えば茨城便は今日現在8時25分発に設定されているため、この航空便に搭乗するにはどんなに遅くとも7時には上海浦東空港に着いている必要があり、理想を言えば6時には余裕を持って着きたい。
しかし朝の弱い自分にとってはなかなか厳しい時間帯であり、しかも市内からの交通機関も限られてくる。
地下鉄やリニアの始発に乗ってもかなりギリギリであり、静安寺発のリムジンバスが5時であるものの結構混んでいるため乗り切れない場合もあるため不安がある。
そうするとタクシーの選択になるが、200元程度かかってしまうのでわざわざLCCを選択するメリットが薄まってしまう。
そんな悩みが早朝の春秋航空利用にはあるのだが、その悩みを解決する対応を春秋航空自身が始めたようである。
(引用元)
なんと、人民広場から上海浦東空港まで無料の送迎バスを運行しているようなのである。
朝5時に上海博物館の脇から出発し、上海浦東国際空港の第2ターミナルまで無料で送ってくれるとのこと。
早朝便のチケットを予約している前提で、事前予約が必要なようだが、これは非常にありがたいサービスである。
例え自宅からこの乗り場までタクシーに乗るとしても大幅に節約ができる上に、恐らく余裕を持って搭乗手続きが可能になるはずである。
まあ早起きが必要なことは変わらないにしても事前予約が可能で席が確保されているなら安心感が違う。
この無料送迎バスの情報、春秋航空の日本語ページにも掲載があり(ただアクセス情報がちょっと古い)、日本人でも利用できるようである。
(中国語説明と期間がずれているのは何故だろう?)
この情報を見つけ、次回(いつになるか分からないが)、日本に一時帰国する際はこの無料バスを是非検討しようと思っている。