Tag Archives: 偽物

上海ディズニーランドの噂 実現の壁は世界一の戦い

 以前から噂の絶えない上海のディズニーランドだが、これは単なる噂ではなく現実的な構想としての交渉は進んでいるらしい。

 ただし、まだまだ合意に至っておらず、その実現性はまだまだ不透明といわれている。既に浦東空港の近くに土地は用意されていると言われ、地下鉄など交通機関の青写真もあるらしいが、現実的にはまだまだ壁が高いようだ。

 その理由の一つに、香港ディズニーランドの状況が影響しているようである。私は行ったことはないが、従業員、観客ともにディズニー本社の要求するマナーのレベルに達していなく、園内にゴミが散らかり、行列の割り込みや従業員による客の贔屓、接客態度など、夢の楽園の品位が保てず、単なる普通の遊園地に陥ってしまっているような状況がある。

 また知り合いの東京ディズニーリゾートの関係者に聞いた話によると、やはり中国本土から来た観客はやはり評判が悪く、トイレで水を流さない、洋式便座に靴で上がる、使ったトイレットペーパーを便座の周りに捨てる、レストランでテーブルの上にゴミを散らかす、路上でつばを吐く、喫煙するなどといったマナーや文化の違いに起因する苦情が多くあるという。

 大陸に比べ比較的マナーの良い香港や、東京に来る富裕層でさえこの状況なのだから、上海でディズニーランドを開園すれば、どんな状況になるのかは想像に難くない。

東京ディズニーランドの連絡バス

東京ディズニーランドの連絡バス

 さらに上海でディズニーランドを開園するにあたっては、キャラクター商品の著作権管理も非常に大きな問題らしい。

 ご存知のように中国はコピー商品天国で、時計、鞄などブランド品からDVD、果ては遊園地そのものにいたるまで商標登録を持たない贋物が大量に横行し、その市場は本物の市場をはるかに凌ぐといわれ、こんなところに上海ディズニーランドを開園したらどんな状況になるかは火をみるより明らかなのである。

 ディズニーは世界でも稀なほどキャラクターの肖像権管理にうるさい会社である。

 東京ディズニーランドを運営するオリエンタルランド社でさえ、ミッキーなどのキャラクター使用に際しては米ディズニー本社の許可を取る必要があり、簡単にアトラクションやグッズを販売できないのである。
 そのコントロール範囲は雑誌の表紙や旅行社のパンフレットの記述までに及ぶ

 以前JALが東京ディズニーリゾートのオフィシャルエアラインになった際、デイズニーキャラクターを描いた機体が登場したが、「ディズニー」の名前は米側の許可が取れず結局「ドリームエクスプレス」の呼称になってしまったのは有名な話だ。

東京ディズニーリゾートライン

東京ディズニーリゾートライン

 その世界一キャラクター管理の厳しい会社と、世界一のコピー大国が交渉しているのだから、この構図は非常に面白い。

 恐らくディズニーは、その市場性を値踏みしている段階にある。
 コピー商品をいかに防いでディズニーの利益を損なわず開園するか?

 夢の楽園とは言えども、結局はビジネスであるから、潜在的な市場の大きさはあるもののまだまだ国が成熟していないため、私の予想ではリスクの高い現段階では投資をしないと思われる。

 また中国側の事情としても、上海万博以降の経済的な刺激剤として、ディズニーという切り札は取って置きたいという思惑があるように思う。

 従って上海の地にデイズニーの名が登場するのは早くても2015年くらいになるのではと私は予想している。

 上海の2015年といえば、ベビーブームといわれる今年生まれた子供たちがちょうど小学生になる頃であり、デズニーの狙うマーケットとしては格好の状況で狙い時である。

 この予想があたるかどうか分からないがその頃までには市民マナーも今よりは成長しているはずで、綺麗な上海ディズニーランドもなんとか実現できるのではないかと私は期待している。

(写真は両方とも東京ディズニーリゾート付近で撮影)

飲むだけで8分で便秘が治るカップ ??びっくりTVCM

今日雲南のテレビ局でのコマーシャルでそのような製品が盛んに宣伝されていた。
そうなる理屈の中身は、結構見入ってみていたが全く分からなかった。
 実際のところ買ってみないと、本当に効果があるかどうか分からないが、本当に8分で効果が出るような代物であったらそれは逆に体に悪い影響を与えそうだ。
少なくともそんな急激な効果が出るものは体に良いわけがない。

 と、まあ日本の普通の教育を受けてきた人間なら経験則的に極端な効果をうたう製品はまず警戒するので、この商品を購入する日本人は恐らくまずいないであろう。 興味本位で試してみたい気もなくはないが、8分という急激さが気になり、健康に取り返しのつかない影響が出ても困るので止めておこうと思う。

 しかしながら、中国にはこういう商品が宣伝されたときに疑わず買ってしまう方がやはりいるのだろうか?現在の中国人の教育の過程では化学や生物の知識はどの程度教育されているのであろうか?
 少なくとも私が受けてきた高校の化学や生物の知識があれば、今回の商品はまず眉唾ものだとわかりまず買わない。というか、日本の一般的感覚だとこういう商品は社会に通用しないので市場に出てこない。時々怪しい宗教関係の商品や、週刊誌の通販コーナーに載るのがせいぜいである。

 恐らく中国は急激な経済成長のおかげで、見るもの受け入れるものが全てが今までの常識にない新しいものであるが故に、物事を見極める目をもつ余裕がないのだろうと思う。
そこにまがい物が混ぜられていてもとりあえずは飛びついてしまうのかも知れない。 この国が物事の分別がつく大人になるまではまだまだ時間がかかりそうだ。

日本製品の密輸入と偽物に潜む危険

最近、日本では「白い恋人」事件やミートホープ社など世間を騒がすような不正事件が増えているが、これは裏を返せば、日本のブランドの商品が非常に信頼の高いものとして社会に認知されているからであり、中国国内のように全ての商品が懐疑的な状態のもとで、あのような事件が起きたとしても、生命に直接影響を与えるようなものでない限り大きなニュースになることはないだろうと思われる。それくらい中国国内ではいろいろなものの信頼が低く、偽装など日常茶飯事的にあるように感じてしまう。

 そういった中で、日本国内の厳しい目で管理されている日本ブランドの商品は非常に信頼が高い。それゆえに、中国製品より高値であったとしても日本人などの外国人はそれを買い求めようとし、日本食スーパーや日本製品専門店などのビジネスが存立できる環境が出来上がっている。日本人としては誇り高き状況である。

チャングムの誓いのDVD

チャングムの誓いのDVD

しかしそういった信頼を逆手にとった商売も出てくるのが中国である。
 日本製品のフリをしたコピー商品や、関税を通さず持ち込まれた密輸入品などが中国国内で堂々と販売されている。前者の代表格がDVDであろう。それ以外にも日本企業の人から自社のコピー製品が出回っており、その偽物不具合製品のお陰で会社の製品の信頼が傷つけられているとの話をよく聞く。
また密輸入品らしき品物が、日本製品専門を謳った店で堂々と売られているケースもある。
日本企業は中国国内にも生産拠点を持っているので、そこから小売へ直接卸されている日本ブランド商品もたくさんあるが、その場合は中国人向けに中国語の製品表記やシールなどが貼られているはずで、日本語表記だけの商品販売はまず考え難い。もしそういう商品があるとすれば日本国内から持ち込まれたものであるが、その場合正式に税関を通っていれば輸入商品である証明のシールが貼られている。

このどちらもない場合は、密輸入の可能性が高い。或いは日本商品を謳った偽物の可能性もある。密輸入品の場合、品質は日本基準であるため基本的に問題ないと思われるが、万が一偽物であった場合その品質の保証はなく、何か事故が起きたとしても製造者に補償を求められないであろう。またそれは密輸入品に関しても同じで、通常なら企業に製造者責任を問えるような事故が起きた時でも、中国国内に流通していない商品だった場合、購入ルートの証明ができない(日本で買った物と証明するには販売店を証明する必要がある)可能性が高く補償されないケース可能性が高いのではないかと思われる。

中国においては日本製品の安全神話を盲信せず、本当に信頼できるものかよく見極めて商品を購入することが落とし穴にはまらないコツといえよう。

下記サイトは日本企業と直接契約を結んで販売しているので心配はないと思っている。