年末年始にコロナに罹患して自宅療養している際に、毎日測っていたのが体温である。
私は某日系メーカーの体温計を使っているのであるが、この体温計がすこぶる優秀なのか15秒程度で体温を計測判定してしまいピーピーピーと音が鳴る。
これは非常に高性能で、時間短縮が出来てありがたいことなのであるが、あまりにも速い検温にちょっと不安も感じる。
昔の話を持ち出すと笑われてしまうかもしれないが、水銀の体温計は3分ぐらいかかっただろうか?
あれだと水銀柱がちゃんとメモリを進むので正確と言うか正しく温度が測れている気がするが、電子体温計は速すぎるが故に不安なのである。
あるところで聞いた話によると、こういった電子体温計は実は実際の温度ではなく予測検温という形で実際の体温を計算して判定しているとのこと。
つまり精度としてはほとんど誤差がなく信用度は高いものの、やはり予測であることには変わりないようだ。
そういったことを聞いたこともあり、あまりにも短時間で出てしまう検温結果に不安を感じ、私は一度の検温で2度3度測定をしてくから、自分の体温を判断するようにしている。
まあ2回検温したところで15秒が30秒になるだけであり。それ程の時間がかかるわけではない。
スピードが故に精度に不安を感じるようになったこと自体、自分自身が古い世代に仲間入りしたからなのかもしれないが、速すぎると感じているおかげで、コロナは回復した現在も毎日体温を測る際に二回以上測る習慣になってしまっている。