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呉江路のトンカツのとん太郎

知り合いが関わっているお店が呉江路に出来たと聞いたので伺ってきた。

場所は地下鉄2号線の南京西路駅4番出口を出たそばの、呉江路と茂名路の角にある飲食店が沢山入っているビルの1階である。

とん太郎の入り口

とん太郎の入り口

やや端っこなので見つけづらいかも知れないが、シンボルの豚の絵が目立つので見逃すことはないかなという印象である。

で、店内に入ってみるとトンカツ店の言葉のイメージにそぐわないかと思える程の、清潔で明るい空間になっており、絵や写真が飾られて女性が入りやすい雰囲気になっている。

とん太郎の店内

とん太郎の店内

実際、私が店内に入った時は女性ばかりのグループが沢山いて、女性たちを惹きつけていたようである。
さらにカウンターもあって1人で来てもいづらくなることもない。

とん太郎のカウンター

とん太郎のカウンター

また、食べ終わった女性客たちは恐らく日系企業かどこかに務める中国人のOLらしく、帰り際に「美味しかった」と口々に日本語で店員に声をかけて帰って行ったのであり、女性の口に合う味だったようだ。

もちろん、これはやらせなどではなく、その場で聞いていた当の私の知り合いはとても喜んでいた。

さて、私も早速頼んでみることにする。

私の頼んだのは特選ロースかつ定食で、通常68元だが当面はオープン特価ということで20%オフで提供するのだと言っていた。

「特選」でなければもう少し安いが、特選の肉厚に惹かれ特選を注文したのである。

で出てきたのが写真の定食である。

特選ロースかつ定食

特選ロースかつ定食

ご飯とみそ汁とキャベツ山盛りのロースカツの皿と、小さな冷奴、漬物二品、それとソースが二種類出てきた。

ソースは通常のソースと辛みがあるソースと言っていたが、辛みの有るという方もそれほど辛くなく、どちらかというと酸味が利いてスパイシーなソースとなっている。

また普通のソースも、反ジェル状のドロドロしたタイプではなく液状のさっぱりした印象のソースとなっていて、一般のソースに比べやや薄目の印象があるが、肉の本当の旨味を消さずに食べるにはこのくらいがちょうど良いのかも知れない。

そして肝心の肉だが、巷で見かけるペラペラのカツとは違い、非常に贅沢に分厚く切られており、これぞイメージ通りの本物のトンカツと言った感じである。

分厚いロースカツ

分厚いロースカツ

実際ソースをつけて口に入れた時のボリューム感にはとても満足いくものがあった。

味噌汁もしっかりした味で、夏場に食材管理の問題でインスタント味噌汁を多用して過ごしてきた私にとってはとてもおいしく感じられた。

まあ通常価格の68元ではランチとしてはやや高いと印象もあるが、市内にある別のトンカツ専門店では確か70元以下では食べられなかった記憶なので、品質の差がどの程度あるかはよくわからないが、コストパフォーマンスとしては非常に悪くないという気がする。

もちろん、ご飯、味噌汁、キャベツはおかわり自由になっており、少なくとも日本人が不満を持つような内容にはなっていないと思う。

ロースカツの断面

ロースカツの断面

また中国人たちにも評判は悪くないようで、開店5日目に関わらず既に中国版の食べログのような「大衆点評」にも「豚太郎」の名で店が掲載されていて、高評価を受けていた。

もちろんヤラセでは無いようで掲載されていた店の関係者の方が発見して驚いているような状態だったのであり、私の知り合いはそういった小賢しいことが逆に嫌いな人なので、ネットの評価は純粋な評価として受け取っていいように感じる。

是非今後もお店に頑張って欲しいし、他の人にも食べに行ってもらいたくこのように宣伝させていただく。

【お店データ】
店名:とん太郎
場所:茂名北路328号湟普匯1楼(呉江路そば)
電話:021-6191-4321
食べたメニュー
特選ロースかつ定食68元が20%オフで54元だった。
開店時間 11時半から21時(20時ラストオーダー)

今日のランチ「ロースかつ定食」会津まる家さん

ランチ写真の在庫整理第2弾ということで、今回は会津まる家さん。

ここ数年、上海では以前のように通り一遍の何でもアリの日本料理屋だけではなかなか競争に打ち勝てなくなったようで、日本料理の専門店化が進んでいる。しかも日本で実績のあるチェーン店が上海に進出してくるケースが増えてきた。

 ここの会津まる家さんもそんなお店のひとつで、日本の会津地方を中心にしていたとんかつ専門店のチェーンで、昨年上海にこのお店を出されたようだ。

 店内はニューヨークの寿司バーを連想させるようなエグゼクティブな雰囲気で、店内の中心にコの字型にカウンターが並び、さらにその周囲に小さな個室が並んでいた。

さてランチメニューだが、カツ丼などのメニューなども並んでいたが、やはり、とんかつ屋の真価を問うにはとんかつであろうと、思い切って一番高い「ロースかつ定食」(98元)を注文した。

普段のランチの予算から言えばかなりの予算オーバーであるが仕方あるまい。
 で注文したあと、店の支配人らしき人が料理が出てくるまで退屈しないようにと丁寧に雑誌を持ってきてくれた。なかなか他のお店にはない細かい気配りである。ただこれは出てくるまでの時間が長いという裏返しでもあり、気ぜわしく動く人がランチを食べる店としてはこのお店はあまり向かないかもしれない。まあこの日は比較的自由に時間が使える日だったので、雑誌を読みながら気長に待つことにした。

ロースかつ定食

ロースかつ定食

 そして出てきたのが写真の料理である。

 さすがとんかつ専門店だけあって、肉厚のロース肉である。口の中に入れてみるとじゅわっと美味しく食べ応えがある。ソースは比較的酸味の利いた上品なタイプの味つけである。

 ただ個人的にはもう少し濃い目の下品な味が好きで、この味だと、少し上品過ぎる気がする。日本にいたときはブルドッグ社の特濃を使っていた。今でこそとんかつは高級和食になってしまったが、日本の大衆食堂で食べる憧れの一品という位置づけで濃厚なソースをつけて食べるのが習慣になっていて、それから比べるとこのソースは少々物足りない。

 ご飯は美味しかった。とんかつ屋は何故かご飯が美味しいというイメージがあるし、ご飯が美味しくなければ何故かとんかつの評価も下がってしまう。実際にこのお店のご飯も期待を裏切らず美味しい。

 ソースの話は好みの問題として別に置いたとして、このお店は確かに肉もご飯も美味しいのだがやはり値段が高いという印象は拭えない。他のお店との値段の差ほど食べ物が美味しいと思わせるかどうかがこのお店の勝負の分かれ目である。

 ランチでこれだけ高級価格帯となると恐らく中国人富裕層へのアプローチが欠かせないと思うが、その辺りはどうなのであろうか?この価格を長く維持できるかどうか長く見守りたいお店ではある。

 次は是非カツ丼にチャレンジしようと考えている。

会津まる家
遵義南路88号協泰中心1階
(021)62199177