昨日バスに乗った時、フロントガラスの上部に新しく路線図表示板が設置されているのを発見した。
日本の通勤電車のドア上部にあるような、幾つかの情報表示がカラー表示できるタイプのもので、やや大きめの表示板である。
これまでもドット表示での横に細長い電光掲示板はあり、現在地の停留所名や外気温や室内温度の表示などが行われてきたが、運転手オペレーションの問題もあって、必ずしも現在停留所が正しい表示がされておらず、あまり実用に役立っているような状態ではなかった。
しかしながら今回見つけたものは、運行区間の全停留所が表示され、しかも現在位置が赤で強調されるという親切なものになっている。
路線図表示だけでなく停留所に到着した際は停留所名が大写しで表示され、車両後部の人でも目に入るような大きさの文字で表示される。
これなら初めてこの路線に乗った人でも間違うことなく降りられるような気がする。
このような路線表示は以前からあればいいなと感じていたが、今回初めて発見した
日本の場合、バスのフロントガラス上部には確か料金表示が設置されるのが主だと思うが、今回見つけた上海700路のバスは路線図のみの表示となっていた。
まあ全線均一料金で、しかも前払いで乗るので料金表示は必要ないのかもしれない。
ちっちゃな変化とはいえ、上海のバスも徐々に進化しているなと感じるこの路線図表示板である。