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ちょっと気になるアピタの包装の多さ

 昨年オープンした上海のアピタ(ユニー)であるが、我々上海在住の日本人の間でも好評で、私自身もちょくちょく食料品やお弁当などを買うようになっている。
 店内の清掃状況や陳列、店員マナーはほぼ日本のショッピングモール並みで、しかも物価も日本ブランドのスーパーとしては比較的良心的な価格で抑えられており、例えば「のり弁」なども15元以下で、円換算したとしても納得できるような安さである。

 このお店のオープン以降、周囲の商店に与えた影響も結構大きいようで、近くの匯金百貨の地下のスーパーで働いていたレジのおばさんが、ちゃっかり途中からアピタのスーパーに転職しているような状況すら見かけた。
 そのくらい客が流れているということである。

 そんな中、最近ちょっと気になったのは日本並みの包装の多さである。

 例えば、ここでお弁当を買うと、その都度液漏れ防止のためにポリ袋にお弁当を包んでレジ袋の中にいれてくれるのだが、何度も弁当を買っているうちにこのポリ袋が自宅に結構たまっていることに気がついた。

 まあ1回あたり1枚程度とは言え、溜まると結構な枚数になり、ごみとして考えると気になる量である。

 さらに、かのお店ではエコバッグ的なものを推奨している雰囲気があまりないような気がする。
(制度はあるかも知れないがあまり推奨された覚えがない)

 ご存知のように中国では環境対策の一部としてレジ袋が有料になっており、どこまで実効性があるのかはともかく、一定の歯止めになっているはずなのだが、ここではエコ袋の推奨がないため包装の多さばかりが気になり、中国の社会状況に逆行しているような印象さえ受けるのである。

 まあ、もちろんアピタ側も全く環境対策を取っていないわけではなく、例えば上記の弁当容器は日本からもちこんだ再生可能な容器の用であり、気を使っている面はある。
 とはいえ、弁当一個一個の包装はやりすぎだという気もしなくはない。

 しかし残念ながら、現時点では受け入れ側の中国社会にその分類を生かすシステムがないと思われ、弁当の容器はゴミを増やすだけの環境となっているような気がする。

まあこれらを過剰包装だと非難する気はないが、日本並みの清潔感をアピタが折角持ち込んだのに、受け入れる社会が整っていないがため、結局ゴミを増やすだけの状況になっているのが今の状況のような気がするのである。

 この状況は企業側が解決すべきなのか、行政が解決すべき問題なのかは分からないが、過剰包装を喜ぶような我々の生活に対する考え方は是非改めたいものだとは思う。

上海アピタ店内

上海アピタ店内