GWの短い中国

 日本ではまだGW真っ最中で、明日までの連休のようだが、中国はもう連休が終わってしまった。
 5月1日のメーデー(労働節)こそ休みとなっているものの、5月1日プラス2・3日のたった3日間しか連休がない。
 まあ3連休になるだけあり難いとも言えなくはないが、8連休だの9連休だのの休みが取れる日本に比べれば遥かに短い。
 もともとこのGW(ゴールデンウィーク)という言葉は日本の映画業界が作った言葉らしく、つまり広告用語だということで、 それゆえにNHKでは未だにGWという言葉は使わないと言われ、大型連休と評されるようだ。
 まあそんな言葉の由来はともかく、中国では今のところ3日間しか連休にならない。
 その代わりと言っては何だが、4月の清明節や6月の端午も3連休になっているので、こまめに連休がある感じとなっている。
 ただ、3連休といっても土日に1日足した程度なのでやはり、大型連休という感覚には程遠く、少しだけ遠出ができるかなというレベルである。
それゆえにやはり連休としては満喫できるものではないように思われるが、私の周りの中国人たちは結構楽しんでいるようで、連休に1日や2日の有休を足して、勝手に大型連休としている人も多い。
 そういう状況の理由なのか、今朝は連休明けにもかかわらず、地下鉄は非常に空いていた。
 これも、やはり中国らしき光景なのかもしれない。

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