TOP > BLOG > 上海ワルツNEW

上海ワルツNEW


2007年09月29日 CS方式のお陰で面白過ぎる日本のプロ野球
中国にいるとTVの視聴契約でもしなければ見られない日本のプロ野球であるが、今年からセリーグが去年までのパリーグ同様にポストシーズンにクライマックスシリーズ(CS)というプレーオフを設けたお陰で非常にスリリングな最後まで面白い状況となっている。
 28日の試合結果で阪神が中日に勝ったため、中日のマジックが消滅し巨人にマジック2が点灯した。巨人が残り試合2、中日が残り試合5であることを考えるとつい最近まで3チームの三つ巴が続いていたペナントレースも巨人が圧倒的に優位に立ったと言えよう。
一時は逆転優勝かと言われていた阪神はここへ来ての8連敗で優勝の可能性がなくなり完全に脱落した、といつもの年ならここで阪神のシーズンは終わっているのだが今年はCSがあるため3位まで残っていれば日本シリーズの可能性があるので諦める必要はなくなった。


ただし!実はこの8連敗のお陰でその3位の座さえ危うくなって来ている。そう4位の横浜が馬群後方から差し馬のように3番手を伺っており自力浮上の可能性が残されているのだ。しかも横浜は現在4連勝中で勢いがあり28日から10日間で11試合、つまりダブルヘッダーを含む連続試合であるため、一度勢いがつくと怒涛の勢いで勝ち続けるかも知れない。
 29日以降の残り試合を見ると古田監督退任で勢いを失っているヤクルトと5試合、ターゲットの阪神と2試合、優勝が決まって気が抜けちゃうかも知れない巨人と1試合、やはり優勝を逃して意気消沈してるかもしれない中日と1試合、そして最下位に沈んでいる広島と1試合。虎党には申し訳ないが期待を十分期待を抱かせる日程だ。しかもそんな勢いで万が一CSに進めば日本シリーズまでそのまま進んでしまうかもしれない。そんな可能性を生んだ今年のCS導入である。 CSのお陰で最後まで楽しめる今年のプロ野球である。ああ日本がうらやましい。。



2007年09月28日 新しい月刊誌「S-sense」が好評らしい
1/6ページのフォーマット広告で広告費がたった550元という今までの上海のフリーペーパーの常識を打ち破った「S-sense」がなかなか好評らしい。既存のフリーペーパーはこれが無料なのと驚くほど豪華な紙面と内容が売りだったが、広告を出す側からすると高額の広告費がネックで広告を出すことに二の足を踏んでいた飲食店も多かったように思う。
 上海には高級を売り物にする日本料理も数多いが、我々日本人だってそうそう毎日に高級店に通っているわけではない。数十元程度のランチや夕飯で済ませる場合は多いのだが、そういった価格帯のお店には月刊誌の広告費は決して安くない。それでも広告をうたなければ客は来ないので、頻度を間引いたりサイズを絞ったりしつつして広告を出してきた。
 また食べる側もそういうリーズナブルな価格のお店の情報も知りたくとも、そういった経済的原理により情報に辿りつけなかったように思う。
今回のエッセンスはそういった両方のニーズを満たしたタイムリーな登場だ。装丁は極めてシンプルだが広告情報としてはこれで十分のような気がする。
 飲食店に限らないが上海には広告に出てこなくとも魅力をもったお店がたくさんある。
そういった魅力をもったお店がこのS-senseのような媒体のような登場により光が当たってくることを期待したい。そのためにもこういう雑誌が今後も長く続くよう祈りたい。



2007年09月27日 引越しが多い一年
 実は今週末に会社が引っ越すことになった。
前から話はあったのだが具体的に聞いたのは一昨日である。正式な通知は今日来た。
中国の引越しは、日本で考えるほど大事ではないらしく、いつもギリギリになって知らされる。これは文化といっていいかもしれない。
 実は前の会社の事務所の引越しを聞いたのも、何と引越し当日の朝で、中国人上司から「今日引越ししますから手伝ってください」って、オイ!
 今は営業連絡ツールがEメールや個人あて携帯であるので、事前通知などまどろっこしいことはあまり必要なく、あとから引っ越しましたのメールを一通送れば事足りてしまう。(逆に担当者が辞めたり交代した時はメチャクチャ面倒くさいのだが、、、)
 でも幾らなんでも客先アポとかあるので当日言われると困る。その点今回は週末なので平気なのだが。。。
 

まあそんなこんなで来月から新事務所である。家から少し遠くなりバス停一個分遠くへ行かなくてはならない。うーん面倒だ、俺も来週引越ししよう!って思うが保証金がもったいないので更新期限が来るまで我慢しよう。
 そういえば今年はいろんな意味で引越しが多い一年だ。1月に上海に越してきて、5月に会社事務所が移転、更に一ヶ月半後に再移転、そして転職。さらに新しい職場も今週末に移転。人生が浪々転々とするめまぐるしい一年である。さてどこへ落ち着くのか・・・・。



2007年09月26日 ガスコンロでどこでも家族団らん
中国は住宅事情が悪く、それに起因するガス事故のニュースが後を絶たないが、事故防止の予防策としてガスの使用頻度がそれほど高くなければ、日本製のガスコンロを使用するというのも一つの手であろう。幸い中国でも日本製のガスコンロとガスボンベが手に入る。
 都市ガスのガス料金に比べれば割高かも知れないが危険を感じながらの調理をすることを考えたら安心料としてのこのぐらいの出費は必要かなとも思える。
 それに可動自在なのでどこでも食事を楽しめ、これから寒い季節へ向かっていくので鍋料理や屋外でのバーベキューなどにもとても便利である。たかがガスコンロであるが上手く使いこなせば家族団らんのとても重要なツールになりうる不思議な存在だ。
 

中国どこでも追加のガスボンベを取寄せられるというのも大きい。コンロだけ持っていっても中国の地方都市で日本品質のボンベを手に入れられるとは限らないし、もって行くのも飛行機のセキュリティなどを考えたらとっても効率が悪い。やっぱりネットショッピングを上手く活用するというのが正解だろう。
 この秋はみんなでガスコンロを使って庭でバーベキュー??

こちらで買えます
エクスプロアJ*FUNショッピング



2007年09月25日 誕生日に涙こぼす
もうそんな年じゃないと思っていたが、母親を皮切りに次々に届く友人からのお祝いメールに思わず涙してしまった。知り合いのおじさんがケーキまでプレゼントしてくれた。
寂しさを感じてなかったはずの中国生活に、突如与えられた優しさに感情は揺さぶられっぱなし、ちょっと今日は仕事にならない。上を向いて歩こう、今日は中秋の名月だ。月餅も大事だが今日は大切な友達とラーメンを食いに行く。



2007年09月24日 ビザは必ずしも入国許可証じゃないらしい
旅行関係の会社の人に聞いた話であるが、中国から日本に渡る中国人のビザの取得がとても厳しいのは有名な話だが、運良く領事館等でビザを取得できたとしても必ずしも日本に入国できるわけではないらしい。というのは日本入国の段階で拒否されることがあるというのだ。ビザが下りているのに何故?と思うのだが、どうやらビザ発給と入国審査では管轄官庁が違うというのだ。ビザ発給をする領事館は外務省の管轄で、入国審査は法務省の管轄でそれぞれ審査の基準が違うというのである。大使館や領事館はある一定の基準に従ってビザを発給するが、それをもって日本の門を叩いていも法務省がウンといわない場合がある。最近の日本国内での中国人犯罪者や不法滞在者が増加しているのを受け、その入国審査責任を負いたくない法務省がどうやら入り口を狭くしているという感じらしい。


まあ重犯罪者はともかく、不法滞在というのは本当は手続きさえきちんと踏めれば避けられる違法行為のように思えるが、比較的几帳面と言われる日本人でさえ中国で時々オーバースティしている姿が見られることを考えると、順法意識のそれほど高くない中国人が容易にオーバースティし、違法状態に陥るだろうということは想像に難くなく、それを入国させたくない法務省の意向は分からないでもない。ただそれならばビザ発給の段階で絞り込めばいいだろうと思うのだが、どうも外務省と法務省の連携がうまくないらしく、時々判断のズレが生じてしまうようだ。もっともこれは日本に限った話ではないようで、ヨーロッパの国でもビザ発給の管轄と入国の管轄が別で、ビザが発給されたとしても入国できないケースが稀にあるらしい。
 ビザは必ずしも入国許可ではないようで、実際に入国してみるまで入国できるかどうか分からないのが現実らしい。




2007年09月23日 そんなに甘くない就労ビザの壁
先日友人が、就職が決まったので会社で就労ビザを申請したところ認可されなかった。
そのお陰で彼は入社そのものも取り消されてしまった。申請が認可されなかった理由は彼の資格不足であるらしい。彼は学歴が大学中退で、しかも職歴も2年に満たないので資格不足ということらしい。彼は大学中退後、一年間中国に留学をし、その後一時中国の別の会社で働いていたが、そこでは一年近くFビザで働かされていたため、資格不足に気づかず今回の申請で発覚となった。
 彼の語学力自体は確かHSK8級か9級の持ち主でその点では不足はないのだが、やはり中国での外国人就労あたって、大卒や職歴というのは非常に大事らしい。日本でも同じことを歌っているが、自国の労働者の保護が最優先であるため、国にとって有益な外国人しか就労を認めないことになっている。むやみやたらの入国を認めないためだ。
 その線引きが学歴や職歴となっている。
上海には大勢の日本人がいるのでつい忘れがちだが、上海は外国なのである
 まあ彼には厳しいようだが外国で働くということはそんなに甘くない。彼には周りからいろんな手が差し伸べられているので変則的な形で中国に残れそうな気配だが、まだまだ厳しい時間が続くであろう。外国はそんなに甘くない。



2007年09月21日 日本人を世界で唯一特別扱いする中国人
経済の話ではなく名前の読み方の話である。
朝鮮がハングルを使いはじめた現在、中国語以外で唯一漢字を使っている言語が日本語である。それ故日本人の名前も当然の事ながら漢字で表記である。
 ご存知の通り日本語の漢字には音読み訓読みなど一つの漢字にかなり多くの読み方が存在し、更に人名漢字では特殊な読み方をするケースも出てくる。
 ところがご存知の通り、中国の漢字は一部の例外を除いて原則として一文字につき一つの発音しか存在しない。すると、なまじっか漢字表記である日本語の名前は、中国では中国語発音で読まれてしまう。当然といえば当然のような気もするが、日本を除いた世界の国はアルファベットなどの表音文字表記がほとんどであるため、その国の発音に基づいた当て字が人名表記として用いられる。従って多少の違和感はあるものの、原則として母国語の発音に近い状態で発音してもらえる。
 つまり現在の中国語の環境の中では全ての外国人の名前のうち、日本人の名前だけが母国語の発音で読んでもらえないのである。これはどう考えたらよいのであろうか?


 日本語にはカナという発音表記が存在しているので中国語の名前も以外にスムーズにうけいれられる。しかし中国語は前述のようにそういった発音の幅がない。もし日本人の名前を発音にあわせるとなると、元の日本語名とは全く違う漢字が当てられることになり、日本人が自分の名前を認識するのに一苦労することになるかもしれない。
 結局は日本語と中国語で漢字の発音が同じでない以上、日本人は中国語の中では発音か文字かどちらかを妥協しなくてはならない。今のところ日本人は、漢字の意味を大事にし発音で妥協しているようだ。これは世界でも珍しい特別な言語関係であるといえよう。
 日本人は中国人にとって特別な存在なのである。




2007年09月21日 新米の季節に新しい炊飯ジャー
日本ではそろそろ新米の季節を迎えようとしている、上海にもかなり高価ではあるが日本産の米が買えるようになった。
 日本産でなくてもこちらの米もやはり新米が登場する。新米の季節になると急にご飯のおいしさにこだわりたくなる。何故だろう?そんなところに自分の中に染み付いてしまった日本人としての習慣を感じる。
中国人も日本と同じ様にご飯を炊いて食べる習慣はあるが、味に関する感覚が微妙に違うたのなのか、中国人は米の炊き上がりにはこだわりをもってないのだろうか?と思えるほどこちらではなかなか本当においしいご飯には出会えない。何故だろう?
 米の品種の問題も多少はあるかもしれないが、大きな問題は炊き方のほうである。
研ぎ方と水の問題、そして炊飯器の問題が大きい。中国製の炊飯器には非常に安価なものもあるが、釜の厚さ不足などで炊き上がりムラができるなどとても日本人が満足できるような品質には仕上がらない。
 

一年を通じて毎日食べるものだから、ちょっと高くてもやはりここは日本品質の釜に頼りたい。実はこの製品、下記のネットルートを通じて中国の奥の方の地域で需要が高いらしい。上海などの都会では電化製品が手に入りやすいが、ちょっと外れると日本品質の商品は手に入りにくいのかもしれない。どんな中国の地方にいても、日本人はやっぱりおいしいご飯を食べたいのだ。

エクスプロア J*FUNショッピング




2007年09月20日 日本の道交法が改正!飲酒運転は同乗者も処罰
昨日19日付けで日本の道路交通法が改正になった。
飲酒運転に関する大幅な規制強化が話題になっている。最近の飲酒運転事故多発を受けての改正で飲酒運転の場合は5年以下の懲役又は100万円以下の罰金、酒気帯び運転でも3年以下の懲役又は50万以下の罰金となった。
さらに今回より同乗罪というものが新たに創設され、飲酒運転と知りながら同乗すると、同乗した人も3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処せられることになった。
 つまり親子でファミリーレストランへ車で出かけ、お父さんがビールを飲み、帰りがけに捕まると子供を含め全員に行政罰の対象になるので、子供が前科者になってしまうということだ。もちろん酒を提供した店や車を貸した人も処罰の対象となる。
 非常に厳しい規則だがこのくらいやらないとなかなか飲酒運転がなくならないのが現実である。一般的な感覚で言えば100万円の罰金と引き換えに酒を飲む人はいないと思うが、酒はその一般的な感覚を狂わすシロモノである。この改正でなんとか飲酒運転事故が減ることを祈りたい。
 

ところで日本の教習所や免許更新の時の講習教本では「ゆずりあい」という大変大事な言葉がたくさん出ている。最近改めて読んでみて、是非中国人ドライバがーにも読ませてやりたい一冊だと思った。中国には恐らくこういった安全教育はほとんど行われていないのだろうと思うが、これだけ車が増えた社会では中国でもそろそろ日本的な安全教育の必要な時期かと思う。




プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

音響さんのこだわり復刻版
上海ワルツ記事目次
エクスプロアブログ同窓会


GOOGLEでブログ内検索

ブログランキング・にほんブログ村へ



空港ドットインフォブログ浦東空港虹橋空港北京空港広州空港香港空港天津空港青島空港ハルビン空港すいすいビザ

コメント一覧


記事タイトル一覧

カテゴリ一覧


RSS 1.0My Yahoo!に追加




上海すいすいビザ代行][空港ドットインフォ][上海の天気][音響さんのこだわり][上海ガイドブック手帳][日中地域交流会
[上海浦東国際空港][北京首都国際空港][天津濱海国際空港][広州白雲国際空港][上海虹橋国際空港][青島流亭国際空港]
Copyright(C) since 2007 カランドリエドゥモンド
h_12