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上海ワルツNEW


2013年09月07日 15.5元のランチ定食
 先日のちょっと高めのトンカツも美味しかったが、私の家の近所ではもっとリーズナブル価格のランチもある。

 それが前回も一度紹介したローカル食堂的な早陸晩玖というチェーン化されているお店である。

 このお店は、まだ業務パターンを模索中なのか、準備されるランチのパターンがまだ安定しないのだが、総じて15元から30元の間で幾つか提供されており、今月は8パターンほどの日替わりメニューが提供される。

 その中で先日食べたのが写真の定食で、たった15.5元だった。

 この時のメニューは、本帮辣醬(カシューナッツ味噌炒め)、蝦仁豆腐、豉油杭白菜(蒸しレタス)、番茄蛋皮湯(トマト卵スープ)など、値段が安い割には栄養バランスも良く、彩りのバランスも美しい。

 味も、今回のものはとてもよく美味しく食べられた。

 まあ全てのメニューが食べやすいかどうかは、何とも言えないが、そんなに食べにくいメニューに出くわしたことも無いので、どれを頼んでもそこそこ食べられる。

 近所の他のお店では 10元以下で牛肉麺とかチャーハンとかも1食分十分食べられるのだが、栄養バランスなどを考えると、このセットは身体にも財布にもいいバランスでだと思う。

 68元のトンカツ定食、15.5元のローカル定食、4倍以上の値段の差があるが、どれもそのメニューなりの価値がある食事が食べられるが中国の面白いところである。



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2013年09月06日 呉江路のトンカツのとん太郎
 知り合いが関わっているお店が呉江路に出来たと聞いたので伺ってきた。

 場所は地下鉄2号線の南京西路駅4番出口を出たそばの、呉江路と茂名路の角にある飲食店が沢山入っているビルの1階である。

 やや端っこなので見つけづらいかも知れないが、シンボルの豚の絵が目立つので見逃すことはないかなという印象である。

 で、店内に入ってみるとトンカツ店の言葉のイメージにそぐわないかと思える程の、清潔で明るい空間になっており、絵や写真が飾られて女性が入りやすい雰囲気になっている。

 

 実際、私が店内に入った時は女性ばかりのグループが沢山いて、女性たちを惹きつけていたようである。
 さらにカウンターもあって1人で来てもいづらくなることもない。

 また、食べ終わった女性客たちは恐らく日系企業かどこかに務める中国人のOLらしく、帰り際に「美味しかった」と口々に日本語で店員に声をかけて帰って行ったのであり、女性の口に合う味だったようだ。

 もちろん、これはやらせなどではなく、その場で聞いていた当の私の知り合いはとても喜んでいた。


 さて、私も早速頼んでみることにする。

 私の頼んだのは特選ロースかつ定食で、通常68元だが当面はオープン特価ということで20%オフで提供するのだと言っていた。

 「特選」でなければもう少し安いが、特選の肉厚に惹かれ特選を注文したのである。

 で出てきたのが写真の定食である。

 ご飯とみそ汁とキャベツ山盛りのロースカツの皿と、小さな冷奴、漬物二品、それとソースが二種類出てきた。

 ソースは通常のソースと辛みがあるソースと言っていたが、辛みの有るという方もそれほど辛くなく、どちらかというと酸味が利いてスパイシーなソースとなっている。

 また普通のソースも、反ジェル状のドロドロしたタイプではなく液状のさっぱりした印象のソースとなっていて、一般のソースに比べやや薄目の印象があるが、肉の本当の旨味を消さずに食べるにはこのくらいがちょうど良いのかも知れない。

 そして肝心の肉だが、巷で見かけるペラペラのカツとは違い、非常に贅沢に分厚く切られており、これぞイメージ通りの本物のトンカツと言った感じである。

 実際ソースをつけて口に入れた時のボリューム感にはとても満足いくものがあった。

 味噌汁もしっかりした味で、夏場に食材管理の問題でインスタント味噌汁を多用して過ごしてきた私にとってはとてもおいしく感じられた。

 まあ通常価格の68元ではランチとしてはやや高いと印象もあるが、市内にある別のトンカツ専門店では確か70元以下では食べられなかった記憶なので、品質の差がどの程度あるかはよくわからないが、コストパフォーマンスとしては非常に悪くないという気がする。

 もちろん、ご飯、味噌汁、キャベツはおかわり自由になっており、少なくとも日本人が不満を持つような内容にはなっていないと思う。

 また中国人たちにも評判は悪くないようで、開店5日目に関わらず既に中国版の食べログのような「大衆点評」にも「豚太郎」の名で店が掲載されていて、高評価を受けていた。

 もちろんヤラセでは無いようで掲載されていた店の関係者の方が発見して驚いているような状態だったのであり、私の知り合いはそういった小賢しいことが逆に嫌いな人なので、ネットの評価は純粋な評価として受け取っていいように感じる。

 是非今後もお店に頑張って欲しいし、他の人にも食べに行ってもらいたくこのように宣伝させていただく。

【お店データ】
店名:とん太郎
場所:茂名北路328号湟普匯1楼(呉江路そば)
電話:021-6191-4321
食べたメニュー
 特選ロースかつ定食68元が20%オフで54元だった。
開店時間 11時半から21時(20時ラストオーダー)

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2013年08月29日 ちょっと豪華な吉野家の鉄板牛肉定食~今日のランチ
 今日のお昼は久々に吉野家に入った。

 そこで見つけたのがこの鉄板牛肉定食。

 上海の吉野家というと牛丼以外はそれほどパッとしたメニューがないので、1年以上入店してこなかったのだが、たまたま店頭でこのメニューを見かけて写真の牛肉が美味しそうだったので、入店して食べて見ることにした。

 値段は32元で、ランチとしてはナンチャッテ日本料理屋のお昼とあまり変わらないレベルかもしれないが、吉野家のメニューとしてはやや贅沢な部類に入る。

 さて、出てきたのが写真の料理である。

 このセット、牛肉ばかりに目が行っていたが、タケノコの煮物に小松菜、卵焼きなどが付いていて意外と贅沢である。 

 こういう付け合せの細かさがさすが日本発の外食チェーンだという気がする。

 そして真ん中に鎮座するサラダはパックに入ってきて出てきて、細かくはチェックしなかったが、恐らく上海のファミリーマートで販売されているものと同じ内容で、写真のようにキューピーのドレッシングパックが附属している。

 でメインの牛肉は、味としてはまあまあであったが、やや量が少ないかなと感じる面もあり、何よりあまり温かくなかったのが残念だった。

 この値段なので出来立てを出せとは言わないが、もう少し温かくても良いだろうに感じた。

 その代り、伝統の吉野家味噌汁は熱々で、相も変わらず永谷園のあさげ?と思しき粉インスタントみそ汁である。

 そして、ご飯はまあそこらへんのローカル食堂よりは全然美味であり、さすが日系かなという気がする。

 トータルとして、伝統の味噌汁はともかくとして、3品の付け合せが気に入ったこの定食で、あとは肉さえ温かくしてくれればと思った今日のランチだった。 


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2013年08月20日 上海で老北京炸醬麺 その2
 先日からマイブームになっている老北京炸醬麺(ジャージャン麺)だが、やはり上海で食べられる店は限られているようであり、百度で検索しても3軒しか出て来ない。

 まあ検索の仕方を変えればもう少しあるのかも知れないが、それにしても少ない。

 実は先週その3軒のうちの上海南駅近くの1軒を訪ねて行ってみたのだが、なんと店が無くなっていたようで見つけられなかった。

 飲食店の入れ替わりの激しい上海ではよくあることなので、まあ無駄足そのものは気にならなかったが、これで老北京炸醬麺を食べられる店の候補が一つ減ったことの方が非常に残念だった。

 まだ残り2軒の候補があったが、なかなか遠い場所にあり、普段はうかつに行ける場所ではないのでここしばらくチャンスを窺っていた。

 そして今日、楊浦区に用事があって行くことになり、楊浦区の候補のお店へ行ってきたのである。

 今回は先週の失敗があるので、電話で存在を確かめてから行ったのであるが、確かに営業していた。

 お店の名前はそのままずばり「老北京炸醬麺」でひねりもなく分かり易い名前である。

 場所は地下鉄8号線の黄興公園駅か延吉中路駅近くの松花江路125号のローカルな住宅地区にあり、どちらの駅からも徒歩15分ほどの距離となっているようである。

 着くまでは大きなレストラン的なものを想像していたが、着いてみるとお店は拍子抜けするほどにごく普通の小さなローカル食堂といった感じで、外地料理という気取った雰囲気は全くなかった。

 店内に入ってもそれは同じで、やや体の良い椅子とテーブルが並べてあったが、普通の食堂の域を脱するほどオシャレではなく、まあ言うなれば普通の清潔なローカル食堂といったところである。










 さて、早速、このお店の文字通り看板メニューである老北京炸醬麺を注文をすることにした。

 12元である。

 そして待つこと20分あまり、出てきたのが写真の麺である。

 確かに、太めのうどんのような麺に黒い餡が乗っていて老北京炸醬麺そのものである。

 待たされてお腹も空いたので早速いただくことにした。

 店の人に良くかき混ぜろと言われたので、餡が均等に混ざるようによくかき混ぜてから食べ始めたのである。

 茹でたてなので麺は温かく、しかも柔らかいためちょっと想像とは違ったが、味付けは想像通りの老北京炸醬麺であった。

 ややしょっぱめの餡が実に麺と絡んで美味しかった。

 あっという間に完食である。

 食べる前はもう一杯食べてもいいかなという気もしたが意外とお腹が膨らみ、十分おなかいっぱいである。

 食べ終わって見て、何で上海にはこの美味しい老北京炸醬麺をあまり見かけないのか不思議に思ったが、まあここは結局上海ということであり北京のしょっぱい料理は上海人の口には会わないという事なのかもしれない。

 私自身はこのお店を気に入ったのでまた来たいと思ったが、年中通うにはやや遠すぎるのが難点である。

 まあ北京に行くよりは近いと思うしかなく、また楊浦区方面に行くチャンスを見つけ行こうと思っている。

【お店データ】
「老北京炸醬麺」
楊浦区松花江路125号(地下鉄8号線の黄興公園駅か延吉中路駅から徒歩15分)
電話13916600468
営業時間11時~21時
○老北京炸醬麺 12元

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2013年08月09日 上海で北京ジャージャン麺を探す
先日、テレビドラマを見ていた時に北京ジャージャン麺(炸醬麺)を食べるシーンを見て、その時からどうしても老北京炸醬麺が食べたくなっていた。

 流石に老北京炸醬麺だけを食べに北京に行くわけにもいかないから、上海でどうにかあれを食べられない物かと幾つか情報を検索し調べてみたところ、それらしきものを食べられる店の情報を幾つか見つけたので、今日はまずその第一弾として時間を調整して食べに行ってきた。

 今回訪れたのは「鍋品面吧」という中国各地の麺料理を主にしたチェーン店であった。

 まあ北京料理の専門店ではないのだが、とりあえずこのお店が駅から近そうで、炎天下の中で店を探し回る必要が無さそうであったのでこのお店をチョイスしてみたのである。(笑)

 場所は地下鉄2号線の南京西路駅上の呉江路の路上の一角にあり、座席数が30席前後の割りとこじんまりとしたお店である。

 さて、カウンターで注文する形式を取っているこのお店だが、この店で目的のメニュー名を見ると「老北京肉醬麺」となっており、「炸」の文字が無いことから恐らく油で炒めていない餡を使用しているということのようだった。

 まあ腹を空かせてやってきたので「炸」が良いかどうかは食べてから判断するが、値段は18元と非常にお手頃なのが有り難かった。

 で、待つこと数分で運ばれてきたのが写真の料理である。

 胡瓜とニンジンで彩られた見た目は上品で、まずは合格という感じである。

 さてさて早速食べてみると、油を使っていない分だけ非常にさっぱりしており、麺もまあまいける美味しさのような気がした。

 胡瓜の千切りの食感もよく、とてもヘルシーな印象である。

 餡に関しては最初はやや薄味のような印象で物足りなかったのだが、添え付けの酸豆角(インゲンの塩漬け)を載せて食べると、結構ほど良い味わいになった。

 ボリュームとしてはやや少なめで、女性はこれでいいが男性には物足りない量かもしれないがスープをきちんと頂けば、不足と言うこともない気がする。

 で、食べ終わったあとの感想はと言えば、まあこれはこれで無難でアリと言う気はするものの、ドラマで見た庶民的な雰囲気の北京炸醬麺に比べると少々上品過ぎる印象は否めない。

 今後もこの店に来て食べることはあるかも知れないが、北京炸醬麺を目指すという事であれば、もっと本格的なお店を捜してみたいというのが正直なところで、上海でもっと本格的な「老北京炸醬麺」を探す旅はまだまだ続きそうである。

【お店データ】

鍋品面吧 呉江路店
呉江路22号
021-62179825
注文した料理 老北京肉醬麺 18元

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2013年07月16日 日本の駅そばを思い出す陽春麺~今日のランチ
 今日はお昼が遅くなって食事をどうしようと考えていたが、夜まで待つのはちょっとつらいかなと思い、近所のレストランを訪れてみた。

 今日行ったのは早陸晩玖という中華のチェーン店で、レストランと言うより定食などを提供するお店。

 で、今回頼んだのが陽春麺というおそばで5元。

 まあ日本で言う素うどんのような飾り気のないそばで、具も何もないのだがそれ故に安い。

 普段の食事では少ない量だし栄養のバランスも悪いが、今回は空いた小腹を生める程度なのでちょうど良かった。
 
 ところが、この麺のスープが実は結構当たりだったのである。

 特別うまいと褒めるほどではないかもしれないのだが、素朴さ加減が日本の駅そばのスープに似ていてとても優しい印象であった。

 きっと並べて比べてしまえば味は全然似てないのだと思うが、どうも日本の立ち食いそばのスープに良く似て醤油ベースの昆布出汁の利いたようなスープがとても心地よいのである。
 ここに唐揚げでもあれば地元の我孫子駅名物のあの唐揚げそばが再現できるかもしれないと思えるほどに日本のそばのスープと印象は同じだった。

 以前はこの陽春麺のメニューを見てても5元の素うどんじゃ足りないなぁと思って注文せずにいたのだが、今回この味を知って、ファンになりそうな気がする。

 日本の味に恋しくなったらこんな注文もアリかも知れない。


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2012年04月01日 上海のすき家にチーズ牛丼再登場!
 今日の仕事の帰り道、夕飯は何しようかなぁとスーパーへ急いでいたところ、牛丼の「すき家」で嬉しい発見をしてしまった。

 チーズ牛丼がメニューに再登場していたのである。

私にとってはすき家と言えばハーブチーズ牛丼が代名詞で、日本にいた時はこのメニューを求めて、吉野屋には目もくれず“すき家”を探した記憶がある。

 牛丼にチーズ!とは明らかにコレステロールが高くメタボに悪い組み合わせであるが、まあチーズ好き、肉好きの人間にはたまらない組み合わせである。

 この店頭のポスターを見た途端にスーパーで夕飯のオカズ準備などという考えはあっという間に飛んでしまい、早速店に入って注文した。

 16元小椀、18元普通椀、21元大盛、24元特盛となっていたが今日は大盛りをチョイス!

 でで出来たのが写真。(豚汁と漬物セットが6元)

 チーズの乗せ方が適当過ぎるが、まあここは中国なので目をつぶろう。

チーズ牛丼は由来を考えればこれも牛による親子丼のようなもので(子ではないが、、)、決して変な組み合わせではないと思う。

 元々数年前のすき家さんの上海進出の際にはこのメニューがあったはずなのだが、当時は人気が無かったのか1年経たずに消え、今回久々の再登場になっている。

 早速食べてみる。

トロッとしたチーズが食欲をそそる。

 そして口に入れて
「おおお、チーズ牛丼だぁ」
と懐かしい再会にちょっと感動した。

とはいえ、中国のチーズに共通していることだが、このチーズは少々チーズ臭さが不足しているような気がした。

 臭ければいいというものでもないが、チーズはチーズ臭いほうがうまく感じる。
マクドナルドのチーズもやはり日本の物とは少し違うのは誰しも言っていることだが、やはり中国のチーズは日本のものとは品質が微妙に異なるようだ。

 まあ、とりあえず復活したことに非常に喜びを感じている私である。

もちろん食べ過ぎてメタボを悪化させぬよう気をつけねばなるまい。


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2011年07月22日 星鰻はアナゴだった。。
 昨日は土用の丑の日なのでお昼に鰻を食べようかと考えたが、適当な友人が見つからず一人で食べに行くのもさびしいなと考えつつ何となくローソンに入ったら、偶然「鰻おにぎり」なるものを見つけた。

 おお!

うな重ではなくちょっと寂しいが、まあ今日はこれでいいやとお昼のお弁当の一部として買って帰った。

 ところがである。

食事をしながら、社内の中国人スタッフに今日は土用の丑の日といって、日本人は夏バテ予防に鰻を食べるのだが、今日はこれで済ましたんだと言ったら、日本語のわかるスタッフに、

「これはアナゴですね、星鰻っていのうはアナゴです」
と突っ込まれてしまった。

ええーー?

そう言えば、いわれてよくパッケージを見ると確かに星鰻と書いてある。
うーん、鰻の文字に釣られててっきり鰻だと信じ込んでいたが違うらしい。
これじゃ鰻の代わりにはならないなぁと思いつつ、結局そのおにぎりをぱくついた。

 そして、結局この日の鰻への挑戦はこれっきりだった。
 まあ要するに夏バテしなきゃいいんだろ、などと思いつつ土用の丑の日を終えた。

 まあひとつ勉強になったということである。そして来年はこの失敗を二度と繰り返すまいと心に誓った。(笑)


2011年05月19日 今日のランチ「親子丼」~瓢六さん
 久々の「今日のランチ」。
ここのところなかなか外でゆっくり食事ができなく、最近はいつもビルの地下で買ってくる快餐だった。
まあ、これも値段の割にはまあまあボリュームもあり、美味を期待しなければそんなに不満もない。しかし今日は久々に外へ出る用事があり、昼の時間に帰れそうに無くなったので外で食べることにした。
 今日立ち寄ったのは浦東陸家嘴近くのifc国際金融中心(略して国金中心)の瓢六さん。
なかなか浦東でお昼を取ることは少ないので予備知識なしにフイと見つけた店にそのまま立ち寄った。

ifcは地下鉄2号線の陸家嘴駅に繋がる巨大ショッピングモールで、地上は高級ブランド、地下は一般のアパレルブランドが軒を並べ、そのところどころに飲食店が集中して店を構える。

 今回の瓢六さんはそんな一角にある。

 元々はうどんを主力にするお店らしく、メニューの主力はうどんが中心だ。その影響からか訪れた時の客の8割は女性で、近くのOLや買い物途中の主婦などが中心のようだった。
 そんな中、うどんで昼食を終わりにすることをあまり好まない私は丼物をチョイス。(うどん屋にも来たのに。。。)
今回は写真がおいしそうだった親子丼(32元)を注文した。



 で、出てきたのが写真の親子丼。
とろっとろのたまごが非常においしそう。
鶏肉も一口大に小さく刻んであり、中国の骨付きぶつ切り肉に慣れていると、この心遣いが非常に嬉しい。さすが女性が沢山集まるお店である。
 さて口に入れてみると期待を裏切らず、たまごと肉が非常に柔らかく口の中に踊る。しかも女性好みの味付けといおうか、しょっぱ過ぎず優しい味付けである。うーんさすがさすがうどん屋の親子丼である。
 パクパクと食が進みあっという間に完食。結構満足度の高い親子丼である。

ところで、、、、

すぐ隣で食べていた中国人女性もやはり同じ親子丼を頼んでいたのだが、その人はなんと親子丼をぐちゃぐちゃに混ぜて食べ始めた。

 まあ食べ方は人それぞれだと思うが、親子丼をぐちゃぐちゃに食べる食べ方はちょっと私の流儀に反する。そんなに混ぜて旨いのか?と質問したいくらいだった。

 日本人だって親子丼を混ぜで食べる人はかなり少数派だと思うがどうであろうか?

 まあ混ぜたって味はわからないということなのかも知れないが、日本食には見た目の美しさも追求している面があるので、カレーなどを含めてぐちゃぐちゃに混ぜられた食事は犬の食事のように見えてしまい、日本食にはそぐわないというのが私の感じたところである。
 いかに美しさを崩さず食べ進むか、これは日本食の隠れたマナー文化の一面であるような気がする。


2010年07月26日 土用の丑の日 今日のランチ「うな重定食」キキス炭焼さん
あんまり映りがよくなかった・・・^_^;
今日は土用の丑の日、いわゆる日本で鰻を食べる日とされている日である。
この由来には諸所あるが、かの平賀源内が鰻屋に相談されて、丑の日に「う」のつく食べ物を食べると夏バテしないという伝承があることから、この日に売り出したらよかろうとアドバイスしたのが始まりといわれている。

まあそんな伝承はともかく、夏は何かと夏バテしやすいのでやはり鰻はいいかもしれない。
さて今回のお店は先々週くらいに食べたこのキキスさんの「うな重定食(35元)」である。

ただしこの値段は日替わりランチとして提供されている値段で通常はもっと高いと思われ、申し訳ないが調べるのを忘れてしまった。
このうな重定食は月曜の日替わりランチである。
日替わりランチのこの価格で鰻を食べられるのは、懐にもやさしくとってもありがたい。

さて注文して出てきたのが写真のうな重である。うな重といいながら、重箱ではなく丼ででてきてしまうところがまあ中国的愛嬌だが、まあこんな細かいことはよしとしよう。
で早速食べてみると、鰻の身にも程々の厚みがあり食べ応えがある。中国で出てくる鰻は恐らく台湾産なのではないかと思うがそう考えると日本の安い店で食べるのと大差ないことになるが、その割にはこの店の鰻は身が美味しく焼けている。錦糸卵もよくできている。欲を言えばもう少しタレが多めにかかってご飯に染みていてもよかったと思うがまあ、これは人それぞれだし、専門店ではないのでまあ仕方ない。

 毎日暑い日が続く上海だが、今日も仕事を頑張るために鰻を食べて精をつけてはいかがだろうか?


キキス炭焼さん
江蘇路458号 舜元弘基広場213室 地図
3250-5667
営業時間 ランチ11:00-14:00 夜17:00-24:00




プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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