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2014年07月20日 この季節にやる東京オリンピック
 昨年の9月に決定した2020年の東京オリンピックだが、ちょうど実際に開催される季節が近づいてきた。

 開会式の予定は7月24日だから、6年後の4日後となる。

 自分は今日も上海に居るので東京の状況は体感できないが、今日の天気予報データを見ると、オリンピックが行われる国立競技場付近は最高気温29度、最低気温22度、最高湿度100%という「うへー」という溜息が出そうな梅雨の気候だ。

 週間予報で肝心の24日の予報を見れば、曇り時々晴れの予報で、最高気温33度、最低気温26度となっていて、梅雨明けして真夏がやって来そうな状況となっている。

 未来1週間の平均を見ても、それほど差が無いので、恐らくよほどの冷夏でない限り6年後のオリンピックもこんな気候の中で開幕して競技が行われることになり、酷暑の中で競技が行われることになるのは想像に難くない。

  以前にも書いたが1964年の東京オリンピックは10月10日開会式という秋の日程で行われたが、昨年決まった2020年の東京オリンピックはこの7月から8月にかけた夏の季節で行われ、前回とは全く違った状況の中で行われる。


 昨年9月に決定した時は想像が働かなかったかもしれないが、実際のこの季節になれば6年後のオリンピックが一体どういった気候の中行われるのかは誰でも容易に想像できるのではないかと思う。

 まあオリンピック開催そのものに反対はしないにしても、この暑さの中でまともに競技が行なえるのかどうか非常に心配になる。

 もう25年くらい前になるが、NTV系列で行われた高校生クイズの関東大会が真夏の
西武球場(当時は屋根が無かった)で行われ、暑さのためバタバタと熱中症で倒れる高校生が大勢出たというニュースがあったが、私はまさに現場におりあの時期のスタジアムの暑さを体験していて、とてもまともな状況では無かったのを覚えている。

 また夏の甲子園でさえ、最近ではあの暑さの中で試合を行わせるのはどうなんだろうかという声もあるほどの世の中になってきた。

 果たして、6年後のオリンピックもやはりこの暑さの開催されるのだろか?

 それなりの対策は考えられるのかもしれないが、この暑さの中で外を歩くだけで嫌になるような暑さなのに、6年後を想像すると非常に心配になる。


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2013年11月07日 国立競技場は沈めてしまえばいいのではないか
 2020年の東京オリンピック招致が決定して以降、そのメイン会場となるはずの国立競技場の建て替えを巡って、議論が迷走している。

 昨年のデザインコンペによって、イスラエル出身の建築家ザハさんさんの作品が選ばれたのは報道で周知されているとおりだが、その実際の建設の是非を巡って色々と議論が噴出している。

 その原因として、まずあのデザインで実際に建てるとなると当初の予想予算の1300億円を遥かにオーバーし、3000億円もかかってしまうという試算が出てしまっているとのこと。

 コンペの際にはこの予算というものは予め提示されているはずなのに、何故こんなことが起きるのか?

 ザハさんの地元では、これをつくっても日本でこれを作るより人件費等が安く、安上がりに仕上がるのではないかとの憶測も成り立つが、何よりも審査員に名を連ねている名だたる建築家たちが、デザインを見て総工費を予測できなかったことが非常に問題であり、1~2割計算が狂ったというならともかく、倍以上の差があるというのは審査員たちの建築家としての技量に疑念が生じる。

 さらに、建設予定地は風致地区でやたら大きい物や奇抜な物を建設したりできないような制限があるとのことで、神宮外苑という特殊な事情を持った条件があり、今回のデザインでは規模が大きすぎたり、風景にマッチングしないなどの点で、規制に抵触するとの意見が出ている。

 また陸上競技に使うにしてもサブトラックが考慮されず、あのままだと国際大会などに使えない規格に区分されてしまうらしい。

 こんなことも、本来はコンペ主催者や審査員側が事前に調べ、コンペ条件として参加者側に伝えておくべきであることだと思うが、どうも彼らはこれらのことを知らずしてコンペを開催したような雰囲気であり、全てにおいて勉強不足でスタートしている感が強い。

 どうも予算や建設場所、国際スポーツ運営に求められる特殊性のことなどを考えずに、見た目のインパクトだけを優先して選んだ感が強い気がする。

 そして、改修予算についても東京都と国で負担割合を巡って紛糾しており、都は「国立競技場」なのだから国でやるべきだとの意向であり、国はオリンピックのメイン会場なのだから負担を求めているよだが、是もやはり本末転倒でこんなことは、コンペをやる前の建て替えを決めた時点で決めておくべき事柄である。

 オリンピック招致やラグビーのワールドカップ開催が念頭にあっての建て替え計画だったかもしれないが、予算負担も決めずに建て替えを決めコンペを実施するとはやはり首をかしげたくなる段取りである。

 さてさて、表題の「沈めてしまえばいい」というのは何もこんな計画を失くしてしまえばいいと言っているのではない。

 今回のドタバタで、一番迷惑を被っているのは実際にデザインが選ばれたザハさんだという気がする。

 まああの流線形のデザインが良いかどうかの評価はともかく、折角選ばれたのに審査員や主催者側の不勉強のおかげで何だか批判の矢面に立っている感がある。

 予算オーバーを見抜けないのは審査員側の力量不足であり、地域特殊条件を知らされていないのは主催者側の勉強不足であり、ザハさんにしてみれば「選んだ奴が悪い」わけで、挙句の果てにデザイン修正を求められるかもしれないというのは、クリエイターとして傷つく行為だという気がする。

 故に、一度選んでしまったデザインであるゆえに選んだデザインに対して最大限の敬意を払う必要があるという気がしている。

 そこでまず一つ考えられるのは建設予定地の変更。

 2016年のオリンピック誘致計画の時は晴海にメインスタジアムが建てられる予定だったようだから、そこへ移動させてもよいのではないかという気がする。

 海に面していて、夏に行なうオリンピックのロケーションとしてもこの上ない場所である。

 今回の2020年計画では、かの地は選手村として構想されているようだが、選手村の代替地であれば、埋め立て地方面の活用でどうにでも都合がつくのではないかという気がする。

 しかし、国側は今回の問題提起について、デザイン変更で規模を縮小し予算縮小をはかり、場所も変更しないとしている。

 そこで私が思ったのは、ならばあのデザインのまま国立競技場を深く沈めてしまえばいいのではないかと思ったのである。

 あのデザインは、私から見ると「水に飛び込むスイマー」或いは「バラフライの泳ぎ」のように見え、もっと深く沈ませても良いという風に感じたのである。

 故に、あの車のバンパーのように見える周囲の部分を0メートル付近までおろし、全体の高さを抑え、中心部が地上にちょっとだけ顔を出す半地下競技場にすることにより建築面積や周囲風景に影響を与える規模の問題は解消できるのではないかという気がしている。

 問題は予算で、そのバンパーの部分や観客スタンドが立体構造物にならない形やを取れば、全体予算はやはり縮小できるような気がしている。

 まあこのままではサブトラックまではちょっと考慮しきれないし、ロードレースランナーには負担のある競技場となるが、本体の地上建築面積を縮小すれば、どこかにカバーする余裕が生まれるような気がする。

 とにかくあちこちの面子を立てた形で計画を進めるには沈めてしまうのも一つの案だと思ったのである。

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2013年09月24日 東京オリンピックは早起き五輪?
 2022年にカタールで開催が決定したはずのサッカーのワールドカップに関してFIFA(国際サッカー連盟)が、真夏の開催は不可能との声明を出したことが数日前にニュースになっていた。

 まあ真夏には50℃を超える環境では、スタジアムに冷房を入れることは出来ても、国全体を冷やすことは出来ず、観客や各チームの練習施設までは冷房つきにするのは無理だということのようだ。

 今後、開催時期の変更か開催国の見直しを迫られることは間違いなく、いずれにしてもタダでは済まず、今後紆余曲折のすったもんだが予測される。

 ところで、真夏の暑さと言えば先日オリンピック・パラリンピックの開催が決まった東京もその例外ではないような気がする。

 開催要項によればオリンピックが7月24日から8月9日パラリンピックが8月25日から9月6日となっていて夏真っ盛りの開催となっている。

 1964年の東京オリンピックを知っている人はあの開会式の青空のような爽やかなオリンピックを想像していると思うが、あの時は何といっても10月10日(かつての体育の日)が開会式であり、秋開催だったのでスポーツの秋に相応しく、爽やかな開催運営が行われたのではないかという気がする。(私の生まれる前なので想像だが)

 ところが今回決まった2020年の大会は何と7月から8月、9月初めの時期であり、ちょうど子供たちの夏休みを意識して設定したとしか思えないような日程である。

 まあこの日程ならば東京の子供たちは通常なら夏休みに入ったばかりで、じっくりと家でテレビ観戦したり、競技場に足を運ぶことも出来るだろうし、ボランティアスタッフとして借り出したい高校生や大学生もやはり夏休みであり、動員が期待できることもあってこの季節に設定したと思える。

 されど東京のあの時期は、1年の中でも暑さのピークを迎える時期であり、最高気温が35℃を超える可能性があり、とても日中は屋外競技のアスリートたちが競技を行うに適した環境とは思えないという気がするのである。

 ならば、どうするか?

 屋内競技はともかく屋外競技は昼間を避けて1日のうちで涼しい時間を探して競技を行うのではないかという気がしており、つまりは暑い日中を避けて、早朝あるいは午前、そして夜間に競技を実施することになる気がする。

 特にアメリカに人気の高い競技は、アメリカのゴールデンタイムを意識することもあって早朝や午前中に決勝が行われるなどということが十分あり得る気がする。

 例えば陸上の100m決勝が午前8時だの9時だのということが十分考えられるのである。

 またマラソンのスタートも午前7時とかとんでもない設定も考えられる気がするし、北京五輪の時は実際午前7時30分だった。

 こうなると出場する選手のコンディション作りはもちろん、競技を支えるスタッフや現場に出かけて観戦するお客も大変で、何れもかなりの早起きが必要になる。

 逆にサッカーの試合は欧州を意識して試合開始が20時や21時からとかになる可能性もある気がするし、ひょとすると朝8時からの試合などと言う事も考えられなくはないが、コンディション作りがやはり大変だろう。

 まあその代わり、本家が日本の柔道などは屋内であることを含めて、20時とか21時に決勝が行われるようなタイムスケジュールで組まれると思うが、夜遅くなると今度は選手は食事のとり方などが難しくなるという気がする。

 いずれにしろ、7月下旬から8月といった開催時期を設定したからには、選手たちは暑さか、変則時間帯のいずれかを我慢しなければならないという気がしており、結構コンディション管理が大変な大会になるのではないかという気がする。
 更にそれを支えるスタッフも大変であり、訪れる観客もきっと苦労するに違いないという気がする。

 また通常ならこの時期に平行して行わわれる夏の高校野球とか高校総体、インカレなどの大会はどうなってしまうのだろうと心配になる。

 さらに今回東北の復興と言う名目があると言いながら、オリンピックの開催時期は東北4大祭りにもほぼ重なる時期で、これらとの関係がどう扱われるかも気になる。

 また国民的儀式ともなっている2回ある原爆の日とも重なってしまう。

 まあ各所で色んな調整が行われるのだろうと思われるが、真夏のあの時期にドカンと落ちてきた巨大なスポーツイベントは、かなり広い範囲の思いもよらない色んな所まで余波が届くような気がする。

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2013年09月15日 未来の日本は外国人だらけ?
 一昨日見た「たけしのニッポンのミカタ」の番組の中で、日本の未来を暗示するような驚くべき事実が紹介されていた。

 まず六本木の某コンビニでは店長以外の従業員はほとんど外国人で、副店長も外国人が務め若いアルバイトに指導を行なっているお店があり、日本人従業員のいない時間帯もしばしばのような現実が紹介されていた。

 以前からコンビニ店員に中国人や韓国人の留学生が増えていたのは知っていたが、ここまでまるっきり外国人だらけのお店は初めて見るし、しかも中国・韓国に限らず、北欧や東南アジアの従業員も少なくない。

 またあるタクシー会社では日本人より売り上げの良い韓国人タクシードライバーが活躍していたり、八王子の病院ではインドネシアなどからの外国人医師や看護婦が活躍し、日本人より遥かに一生懸命働いている。

 もちろん、外国人向けではなく日本人相手として、日本語できっちり対応しており、下手な日本人より遥かに丁寧である。

 こういった比較的労働条件のきつい現場ではもう外国人労働力の協力なしには日本の産業が成り立たなくなっているのが現実のようである。

 さらに驚いたのは神奈川県横浜市にある某団地では、住民の3割が外国人世帯で、この街の学校では生徒のおよそ7割が外国にルーツを持つ子ども達だという。

 クラスによっては30人ほどの人数のうち日本人はたった2人で、あとは中国・韓国・タイ・ベトナム・インドなどアジア各地にルーツを持つ子供たちが学んでいる場合もあるようである。

 もちろん授業や会話の基本になるのは日本語だが、多国籍の現状を考慮して学校側も各国の挨拶をみんなで学ぼうとする授業を行うなど、国籍の垣根を越えた授業を行なっていた。

 まあ、見れば見るほどここは本当に日本なのかと疑いたくなる風景であった。

 もちろんこれは極端な例であって、ここの現状はラオス・カンボジア・ベトナムなどの難民受け入れが多国籍の発端らしいが、そうだとしてもこれがフィクションではなく日本で現実に起きている状況だということが驚きとなる。

 社会の多国籍化というのは頭では分かっていても、こういった状況をいきなり目の当たりにすると、心に受け入れるのに時間がかかる気がする

 ただまあ上海に暮らす身としては、日本でこの状況が起きていることが驚きであるだけであって、上海の古北などでは同様に欧・米・印・日・韓など人々が当たり前のように入り乱れており、そういう状況そのものは私にとって日常の光景になっている。

 今回、東京オリンピックの開催が決まって日本国内では「日本に元気を取り戻す」など「日本のオリンピック」として喜ぶ声が多いような気がするが、確かに地理的な意味で東京は日本の首都ではあるものの、今回紹介されような社会の現状を目の当たりにすると、彼らのいう「日本」とはいったい何なのか?その意味を考えさせられる。

 日本では在日朝鮮人の問題を騒ぐ人も少なくないが、そんな1か国の外国人の問題では済まない現実が日本国内にあるのである。

 恐らく7年後の東京オリンピックでは通訳スタッフだけでなく、外国人の警備員や販売員、運営用員など外国人スタッフの活躍なしでは成り立たないのではないかと思える程、日本の人材基盤は脆弱になっているような気がしており、つまり「日本の力」ではなく「多国籍の力」によって東京オリンピックは実施される、そんな気がしている。


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2013年09月11日 60票が日中韓関係に安定をもたらすか
 再びオリンピック関係の話であるが、今回のIOC総会において開催都市選定が行われる直前の段階で、韓国の関係者がネガティブキャンペーンのロビー活動を行ない、東京の選出を阻止しようとしていたことが伝わっている。

 これが事実なら、そこまで韓国は子供じみた行動するのかと、国や人として良識を疑いたくなる。

 招致レースに参加している都市の関係者ならともかく、今回に関しては完全なる第三者であり、国ぐるみの福島周辺県の海産物の禁輸措置と言い、幾ら感情的に気に食わない面があると言っても、どうも行動が大人げないといった印象である。
 
 しかしながら、そういったネガキャンが行われたにも関わらず、マドリードやイスタンブールを抑えて最終的には60票という高得票を得て東京は2020年の開催都市に選ばれた。

 60票というのは全投票数の62.5%とほぼ全体の3分の2であり、このような高得票率は過去40年にはなく、1980年のモスクワ大会の選出以来である。

 今回ライバル都市に不安材料があったとはいえ、東京にそれだけ信頼感が寄せられた結果になったことは、ネガキャン張っていた韓国にとってはそれなりに衝撃だったと思われるとある識者が指摘していた。

 その点は中国も同様であり、反日意識が強いされるとされるこの2国にとっては世界からの60票という得票は、下手なやり方で日本を妨害でもしようものならば、返す刀で自らの国の立場を危うくする可能性があることを示した数字と言えるのである。

 まあ、かの国たちの事だから今後どう対応して来るか全く予測がつかないが、韓国自体も2018年に平昌の冬季オリンピックを控えている時期であり、雪の少なさや運営経験の無い競技があって日本に助けを求めている状況があるなど、開催に不安を抱える状況であることが伝わっている。

 そんな中で下手に日本の足を引っ張れば、東京の開催を阻止するどころか自国のオリンピック開催すらはく奪されない訳で、そんなネガキャンは今後は当面収束するのではないかと思われる。

 また中国も日中間に尖閣の問題があっても、しばらくは世界が日本に注目する中では表立った強い行動は出来なくなるではないかという気がする。

 その点は実は日本国内の政治事情にも言えて、経済問題の消費税はともかく、中韓を初めとした周辺国を刺激しかねない「憲法改正問題」や集団的自衛権などの問題は、少なくともオリンピックが終了するまで封印されるような気がしており、憲法を変えて欲しくない私としては、オリンピック決定が好影響をもたらしているという気がしている。

 つまり、今回の60票という得票を得て開催都市が東京に信任された事実が、少なくとも今後7年間は、日中韓の政治関係者に冒険的行動を起させない抑制的影響をもたらし、結果、この間は表面上の安定を得るのではないかということである。

 さらに昨日のニュースで、サッカーのW杯の2022年のカタール開催を危ぶむ声が出始めているとのことで、その代替国として日本の名前が取り沙汰される状況になっている。

 今のところ実現性は少ないと思われるが、もしそんなことになって日本がきっちり役目を果たしたとしたら、今後日本への迂闊な妨害はますますできなくなるという気がするし、2018年の平昌冬季五輪の長野か札幌の代替開催だって当地の準備状況によっては有り得ない事では無くなってくる。

 まあ、実際そんなに巨大な3つのイベントが一気に来たら、日本とててんやわんやになりそうだが、同じ年でないことを考えれば、トップ組織の人手さえ足りれば実施自体は不可能ではないと思われる。

 とにかく、今回東京がオリンピック開催都市に選ばれ与えられた役割をきちんとこなし、成功させることが国際的な対外関係においても平和的安定を続ける一番の近道だという気がしている。


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2013年09月08日 さてさて責任重大の東京オリンピック開催決定
 予想に反して2020年の東京オリンピックパラリンピック開催決定が決まった。

 汚染水の問題は非常に深刻だと感じていただけに、この結果は意外だった。

 今回開催される2020年の夏と言えば、私は49歳誕生日直前の時期である。

 私の人生にも、他の外国で行われるよりは少なからず何らかの影響があるだろう。

 ただ決まる前も決まった今も、世界に対する重責を本当に担えるのか非常に不安だらけであることは変わらず、あと七年この国が本当に踏ん張れるのか、非常に心配である。

 でも、決まったからにはやるしかなくなった。

 そういった意味では責任感を背負った時の日本人の勤勉さは今でも世界でも折り紙つきであり、そういった粘り強さが日本にもいい影響があると信じたい。

 ただオリンピックの目的のために、細かい問題や弱者がおざなりになることは避けて欲しいし、その勢いがいい形で日本全体に影響を与えることを是非祈りたい。

 もちろん、対中国対韓国の対外関係においても過去の歴史云々を持ち出すことを愚かしく思わせるような未来志向の、かつロンドンオリンピックでイギリスが見せたような自国の国威掲揚ではない世界からお客を招くホスト国として、成熟したオリンピックが実現したらいいなという気がする。


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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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