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2007年09月21日 日本人を世界で唯一特別扱いする中国人
経済の話ではなく名前の読み方の話である。
朝鮮がハングルを使いはじめた現在、中国語以外で唯一漢字を使っている言語が日本語である。それ故日本人の名前も当然の事ながら漢字で表記である。
 ご存知の通り日本語の漢字には音読み訓読みなど一つの漢字にかなり多くの読み方が存在し、更に人名漢字では特殊な読み方をするケースも出てくる。
 ところがご存知の通り、中国の漢字は一部の例外を除いて原則として一文字につき一つの発音しか存在しない。すると、なまじっか漢字表記である日本語の名前は、中国では中国語発音で読まれてしまう。当然といえば当然のような気もするが、日本を除いた世界の国はアルファベットなどの表音文字表記がほとんどであるため、その国の発音に基づいた当て字が人名表記として用いられる。従って多少の違和感はあるものの、原則として母国語の発音に近い状態で発音してもらえる。
 つまり現在の中国語の環境の中では全ての外国人の名前のうち、日本人の名前だけが母国語の発音で読んでもらえないのである。これはどう考えたらよいのであろうか?


 日本語にはカナという発音表記が存在しているので中国語の名前も以外にスムーズにうけいれられる。しかし中国語は前述のようにそういった発音の幅がない。もし日本人の名前を発音にあわせるとなると、元の日本語名とは全く違う漢字が当てられることになり、日本人が自分の名前を認識するのに一苦労することになるかもしれない。
 結局は日本語と中国語で漢字の発音が同じでない以上、日本人は中国語の中では発音か文字かどちらかを妥協しなくてはならない。今のところ日本人は、漢字の意味を大事にし発音で妥協しているようだ。これは世界でも珍しい特別な言語関係であるといえよう。
 日本人は中国人にとって特別な存在なのである。






ちょっと仰々しかったかもですね
投稿者:上海ワルツ 2007年09月26日 投稿番号:11619

タイトルがちょっと仰々しかったかもですね。
まあブログなんで勘弁してください。
朝鮮語も元々漢字表記されていたものをハングルに直しただけなので、基本的には発音に対応する漢字があります。文化として分離されているので発音はかなり変化していますが源は同じ字です。例えば韓国通貨のウォンは中国語の「元(ユェン)」に由来します。従って中国語表記する場合はほぼその漢字を使っています。苦しいながらも発音の原型は見られます。但し日本の大和言葉のように土地固有の言葉もありますので、そこは当て字です。ベトナム関しても元は漢字文化圏ですので、漢語対応の名前はたくさん残ってますので。モンゴル語は情報が少ないのですが発音表記としてロシア語のようなもの?を使い、中国語の名前は別に付けたような感じです。これらの言語の漢字との関わり方の違いは日本語が一つの漢字に別の読み方を与えてしまったところですかね。つまり大和言葉の発音を同じ意味の漢字につけてしまったところですね。。。。これ以上書くと学者じゃないのでぼろが出るので、この辺で。

ん~そうとばかりは・・・
投稿者:yo 2007年09月21日 投稿番号:11553

タレントの韓国人(朝鮮人って書くと問題か?)も漢字表記されてピンイン発音で呼ばれてますよ。
あと、ベトナム人やモンゴル人も漢字表記されているのを見た気がするなぁ。
中国人が我々を原音で呼ばないのでは無くて、我々が当て字に輸入した漢字を使っているのでしょうがないのでないでしょうか?(そもそも漢の字なんだから、大陸では和の発音の訳はないですよ。)

意図は理解できるけど
投稿者:名無し 2007年09月21日 投稿番号:11552

日本のテレビなんかでも最近は原音に近い音で表音しようっていう動きがあるけど、日本でまおつーとん、ちょうおんらい、と発音する人、ほぼ皆無でしょ? 使い手あっての言語だからね。日本語はカタカナがあるし、ルビもあるからさ、実際の音に近い表記も可能です。でも中国語はそれができない。英語のthの音、日本語のカタカナじゃ表記できないし、日本語の無声母音が、英語のアルファベット表記じゃ表音できない。そもそも英語だって、実際の音の10数%しか表記できてないって、どっかで読んだけど。意図は理解できるけど、タイトルがちょっとこじつけっぽいなぁ。




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プロフィール

1971年千葉生まれ。大学時代は水戸で過ごす。
高校時代テレビで見た高泉淳子に影響され演劇の世界に踏み入れ、以後アマチュア劇団で舞台音響専門として過ごす。就職は一般企業にするものの、趣味が高じて休日にブライダルで音響活動を続け500組近くのカップルを見届けてしまう。
自身は無類のクラシック音楽好きで日本時代は年間120本以上のコンサートに通った時期もある。
 また旅好きでもあり、日本47都道府県はもとよりイギリス、フランス、スペインなど舞台を求めて世界を旅した。
 数年前一つの恋がきっかけで中国語を学び始め、上海に渡ってきた。
まったくの新天地で日々悪戦苦闘中。

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